
ホロラボは、イトーキと共同で、HoloLensを活用した次世代遠隔コミュニケーションシステムのプロトタイプの製作を発表した。
HOLO-COMMUNIATION(仮)と題された同プロトタイプの研究開発は、オフィスにおける「会議」にHoloLensが持つMixed Reality(以下MR)技術やセンサー技術を適用することで、空間を超えた新しいコミュニケーションを実現するという。
■遠隔コミュニケーションシステムの仕組み

リアルな場としての会議参加者がHololensを着用すると、遠隔参加者の前に設置されたMicrosoft Kinect等の3Dセンサーによりリアルタイムに取得された立体感のある映像が会議テーブルに出現する。また、複数のHoloLens間でも同期が可能で、複数のリアルな人間と立体映像でのバーチャル参加者とが入り混じった、まさにMixed Realityな会議体験を実現した。
また遠隔参加者はHoloLens着用者の主観映像を通して、立体映像での自分がどのように見られているのかや、実会議空間の様子などを閲覧しながら会議に参加出来る。同プロトタイプは単に立体映像を表示するにとどまらず、ユーザーアカウントによるログインの仕組みや連絡先リストからの呼び出しと着信処理など、実際の会議システムとしての利用が想定される機能も一部実現している。
■プロトタイプを日本マイクロソフト「de:code 2018」に体験展示
5月22日~23日にザ・プリンスパークタワー東京で開催中の日本マイクロソフト主催「de:code 2018」内ホロラボブースにて、同プロトタイプを体験展示した。今後、共同で本プロトタイプを使った実証実験を行い、ディスプレイなどを使ったこれまでのテレビ会議とのコミュニケーション度の違いなどを検証した後、イトーキの新たなサービスとしての商品開発を、ホロラボとして支援していく。