モノビット「Monobit Unity Networking 2.0」がUnityのWebGL出力に対応…ブラウザゲームのマルチプレイ搭載がスムーズに
モノビットは、本日6月1日、 リアルタイム通信エンジン「Monobit Unity Networking 2.0」のバージョンアップを行い、UnityのWebGL出力への対応するなどのアップデートを行った。これにより、ブラウザゲームでのマルチプレイに対応できるという。
「Monobit Unity Networking2.0」は、 Unity専用の無料アセットで、クライアントプログラムだけでマルチプレイゲームを簡単に実装できる。さらに新製品「Monobit Revolution Sever」の新コアを採用し、 TCPに加え、 UDP/RDUPも正式サポートするなど大幅な通信性能アップを図ったという。
「Monobit Unity Networking Ver2.0」のアップデート概要は以下のとおり。
【MUN 2.0機能拡張および機能改善】
現行の最新リリース版(MUN 2.4.0)の機能に合わせ、 以下の機能拡張・機能改善を行った。UnityのWebGL出力に対応した。
▼ 機能追加・改善(全体)
- MRS 1.4.0のバージョン更新に伴う、 通信機能の最適化の適用
- WebSocket/WebSocketSecure の通信機能をサポート
- 動作中の MUN/MRS のバージョンを取得するAPIの追加
▼ 機能追加・改善(クライアント側)
- Unity5.3 以降において、 unitypackage をインポートする際に警告が表示されないように改善しました。
- MUNの通信エラーログについて、 細分化・明瞭化した。
- MonobitServerSettings.asset の設定を offline にした場合、 自動的にMonobitNetwork.offline = true になるように機能を改善した。
- MonobitNetwork.Instantiate() および MonobitNetwork.InstantiateSceneObject() について、 DontDestroyOnLoad() を実行するかどうかを設定するためのフラグ指定を追加した。
▼ 機能追加・改善(サーバ側)
- mun_monitor(Mackerel対応版 MUN サーバプロセス、 モニタリング機能をサポート)の追加
- ログローテート機能の追加
【MunTestServerの接続ポート番号の変更のお知らせ】
MunTestServer をご利用される場合、 接続先のポート番号について変更を加えた。
サーバ種別 TCP接続ポート番号 UDP接続ポート番号
mun_resolver 50013-50015 50013
mun_proxy 50016-50018 50016
mun_room 50019-50021 50019
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240