NJHD、ISAOのゲーム運営サポート事業を買収　今期より本格進出したカスタマーサポート事業を強化　具体的な取得額は今後決定

エヌジェイホールディングス<9421>は、7月23日、ISAOのゲーム運営サポート事業を吸収分割により、NJHDの連結子会社ウィットワンが承継することを発表した。吸収分割の効力発生日は10月1日の予定。

NJHDは、従来から行っている運営フェーズにおける開発業務だけでなく、カスタマーサポートまで一貫して対応できる体制による幅広い運営ノウハウの蓄積とユーザー動向の的確な把握を運営力と企画・開発力の向上に繋げ、ゲーム開発および運営事業の一段の成長と収益基盤の安定性の強化を実現することを目的に、ゲーム運営におけるカスタマーサポート事業に今期より本格進出している。そこで今回、同事業分野において、実績および評価の高いISAOのゲーム運営サポート事業の譲り受けについて両社で協議を重ねていたところ、吸収分割による承継について基本合意に至ったという。

今回の吸収分割は、ISAOを分割会社とし、ウィットワンを承継会社とするもので、吸収分割に係る対価は金銭で賄う予定となっている。具体的な金額については、今後行うデューデリジェンスなどの結果を踏まえ、当事者間の協議の上、決定次第発表するとしている。

＜承継する事業＞
ゲーム運営サポート事業（ゲーム運営代行、メールサポート、電話サポート、ゲーム運営監視、ゲームローカライズ支援、その他ゲーム運営サポートに係る人材派遣など）を予定

なお、今回の吸収分割による事業承継がNJHDの業績に与える影響については精査中とし、判明次第、速やかに開示するとしている。