ファンコミュニケーションズ<2461>は、8月6日、第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表し、売上高183億円(前年同期比7.4%減)、営業利益22億円(同24.6%減)、経常利益24億円(同22.2%減)、最終利益16億円(同30.3%減)だった。
減収減益での着地となったが、同社では、プラットフォーマーによるITP(Intelligent Tracking Prevention)の実装やバナー表示方法の適正化などの影響でターゲティング型アドネットワークの収益が落ち込んだことに加え、人件費等の固定費が増加したため、としている。
セグメント別の状況は以下のとおり。
① CPA型アドネットワーク事業
売上高130億円(同2.2%減)、全社費用控除前の営業利益24億円(同7.0%減)だった。A8.net(エーハチネット)はITPや検索アルゴリズムの影響を受けたものの、美容カテゴリの売上が伸長し、seedApp(シードアップ)は利用広告主数が順調に拡大し、堅調に推移した。一方、adcropsはアドフラウドの影響を受け、CPA型アドネットワーク事業の売上高は減収となった。
② CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業
売上高49億円(同23.8%減)、全社費用控除前の営業利益4億円(同55.2%減)だった。ITPの影響によってCookieをベースにしたターゲティング広告の鈍化、ソーシャルメディアへの広告予算の集中や広告配信先メディアの精査、バナー表示方法の適正化等の影響で売上高が伸び悩んだ。また、利益面では動画広告等の先行投資が継続したことも響いた。
③ その他
売上高3億円、全社費用控除前の営業赤字0.55億円だった。グループ会社に加わったシーサーが運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開している。バナー表示方法の適正化等の影響で売上高が伸び悩んだ。また、利益面では、のれんの償却額も加わったという。
2018年12月通期は、売上高382億円(前期比2.1%減)、営業利益49億円(同13.4%減)、経常利益51億円(同11.5%減)、最終利益35億円(同17.1%減)を見込む。
減収減益での着地となったが、同社では、プラットフォーマーによるITP(Intelligent Tracking Prevention)の実装やバナー表示方法の適正化などの影響でターゲティング型アドネットワークの収益が落ち込んだことに加え、人件費等の固定費が増加したため、としている。
セグメント別の状況は以下のとおり。
① CPA型アドネットワーク事業
売上高130億円(同2.2%減)、全社費用控除前の営業利益24億円(同7.0%減)だった。A8.net(エーハチネット)はITPや検索アルゴリズムの影響を受けたものの、美容カテゴリの売上が伸長し、seedApp(シードアップ)は利用広告主数が順調に拡大し、堅調に推移した。一方、adcropsはアドフラウドの影響を受け、CPA型アドネットワーク事業の売上高は減収となった。
② CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業
売上高49億円(同23.8%減)、全社費用控除前の営業利益4億円(同55.2%減)だった。ITPの影響によってCookieをベースにしたターゲティング広告の鈍化、ソーシャルメディアへの広告予算の集中や広告配信先メディアの精査、バナー表示方法の適正化等の影響で売上高が伸び悩んだ。また、利益面では動画広告等の先行投資が継続したことも響いた。
③ その他
売上高3億円、全社費用控除前の営業赤字0.55億円だった。グループ会社に加わったシーサーが運営する「Seesaaブログ(シーサーブログ)」を代表とするメディア事業等を展開している。バナー表示方法の適正化等の影響で売上高が伸び悩んだ。また、利益面では、のれんの償却額も加わったという。
2018年12月通期は、売上高382億円(前期比2.1%減)、営業利益49億円(同13.4%減)、経常利益51億円(同11.5%減)、最終利益35億円(同17.1%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461