HEROZ、1Qは売上高2.9億円、営業益1億円で着地 通期計画対比の進捗率は売上高が22%にとどまるも営業益は26%と順調

HEROZ<4382>は、9月11日、2019年4月期の第1四半期(5~7月)の決算(非連結)を発表、売上高2億9600万円、営業利益1億400万円、経常利益1億400万円、最終利益7100万円となった。

前年同期には四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできないが、通期計画に対する進捗率では、売上高は22.8%、営業利益は26.0%、経常利益は26.0%、最終利益は25.4%という達成率となっている。
 

AI(BtoC)サービスにおいては、同社エンジニア開発の将棋AIを搭載したスマートフォンアプリ『将棋ウォーズ』が引き続き安定した収益を計上した。AI(BtoB)サービスは、同社のディープラーニングなどの機械学習技術を集約したAIサービス「HEROZ Kishin」に関わる業務の標準化を続けている。資本業務提携先をはじめとする様々な事業会社に「HEROZ Kishin」を拡販し、初期設定フィーと継続フィーともに収益を拡大した。また、ディープラーニングの産業活用を更に促進させるために「一般財団法人日本ディープラーニング協会」に正会員として加入した。

なお、2019年4月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、売上高13億円(前期比12.6%増)、営業利益4億円(同12.9%増)、経常利益4億円(同18.1%増)、最終利益2億8000万円(同13.3%増)を見込む。
 
HEROZ株式会社
http://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高29億8000万円、営業利益2億5700万円、経常利益2億1600万円、最終損益5億7400万円の赤字(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
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