【モバイルファクトリー決算説明会速報】新作ゲームタイトルの開発は現在「作っていない」(深井取締役) 既存の『駅メモ!』を伸ばすことに集中
モバイルファクトリー <3912> は、10月19日、東京都内で第3四半期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の宮嶌CEOがブロックチェーン関連の取り組みの進捗状況を説明し、深井取締役(写真)が今回発表された2018年12月期の第3四半期決算の説明を行った。今回はその中から同社の現在の収益源である位置情報ゲームに対する同社の方針について取り上げたい。
主力タイトルである『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)がDAU(日次アクティブユーザー数)で過去最高を更新するなど好調を持続しているが、これに続く新作ゲームタイトルについては、現在「作っていない」(深井氏)とのこと。新作を作ってもヒットさせるのが難しい環境にあるとし、それよりも既存タイトルの『駅メモ!』を伸ばすことに集中しているという。
また、ブロックチェーン関連サービスでの開発に大きくリソースを割いていることも、ゲームにおけるこうした戦略に影響を与えているものと思われる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912