バンナムHD、第3四半期のネットワークエンターテインメント事業は増収増益 「ソウルキャリバー6」やリピート販売、国内新作など家庭用ゲームが貢献
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(2月6日)、第3四半期累計(2018年4~12月期)の連結決算を発表し、ゲームソフト事業を展開する「ネットワークエンターテインメント」の売上高が前年同期比で4.6%増の2385億円、セグメント利益が同7.6%増の353億円と増収増益だった。
家庭用ゲームについては、同11.5%増の658億円と2ケタの伸びを見せ、全体の売上拡大をけん引したようだ。同社によると、ワールドワイド向けの新作タイトル「ソウルキャリバー6」が順調なスタートをきったほか、過年度発売タイトルのリピート売上、国内新作タイトルなどが好調に推移した、としている。
スマートフォンゲームを中心とするネットワークコンテンツの売上高は2.7%増の1522億円だった。「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「ワンピース トレジャークルーズ」「アイドルマスター」シリーズなど主力タイトルが安定的に推移したほか、「ドラゴンボール レジェンズ」が好調なスタートとなった。
ネットワークコンテンツの四半期売上高を見ると、前年同期比でほぼ横ばいの499億円だった。ネットワークコンテンツについては6四半期ほど500億円前後と横ばいで推移している。落ち込んでいる会社が目立つ中、高水準の売上高を維持していると行って良さそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832