コロプラ、1Qは既存タイトルは想定どおりも「『バクモン』の立ち上げに苦戦」(馬場社長) 10周年関連コストと新作開発の外注費増がコスト増の要因に

コロプラ<3668>は、2月6日、2019年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算についてのテレフォンカンファレンス(電話会議)による説明会を実施した。

その中で、同社の馬場社長は、第1四半期について、「『白猫PJ』の周年の反動はあるが、既存タイトルは予算どおりの安定した推移となった」としたものの、新作『バクレツモンスター』(以下『バクモン』)は「立ち上げ苦戦した」とし、想定していた予算に達することができなかったという。

『バクモン』は、PVPをメインとしており、回線が悪いと遅延が発生してしまうが、「(遅延が)想定以上に悪くユーザーが快適に遊べなかった」とのこと。

なお、第1四半期は上場来初の四半期赤字となったが、10周年関連コストが4億円計上されたほか、新作開発パイプラインが例年より増加したことで四半期の外注費が初の10億円台乗せとなったことが影響したもようだ。
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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