DeNA、3Qは売上高10%減、営業益67%減に ゲーム事業が期初の想定下回る DeNAトラベル譲渡に伴うEC事業の減収も影響
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、2月7日、2019年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算(IFRS)を発表、売上収益946億円(前年同期比10.8%減)、営業利益85億円(同67.3%減)、最終利益80億円(同64.8%減)となった。
ゲーム事業の減収となり期初の想定を下回ったことに加え、DeNAトラベルの全株式譲渡によって同事業が連結の範囲外になったことなどで前年同期比で減収となった。
セグメント別の業績は以下のとおり。
①ゲーム事業…売上収益624億円(前年同期比14.3%減)、セグメント利益131億円(同31.0%減)
ユーザ消費額は前年同期比で減少したが、費用面では、販売促進費・広告宣伝費や業務委託費などを中心に筋肉質化を図ったほか、さらなる固定費の最適化を継続的に行い、健全な収益性確保に向けた取り組みを推進した。
②EC事業…売上収益89億円(同24.0%減)、セグメント利益9億円(同1,361.5%増)
DeNAトラベルの全株式譲渡に伴い、前年同期比で減収となった。なお、前年同期には同社において判明した2017年3月期以前における一部取引に係る原価計上漏れなどの修正を行っている。
③スポーツ事業…売上収益157億円(同4.0%増)、セグメント利益30億円(同10.9%減)
横浜DeNAベイスターズの主催試合の平均観客動員数が好調に推移したことに加え、入場料以外の収入も順調に推移した。
④新規事業・その他…売上収益80億円(同14.5%増)、セグメント損益54億円の赤字(前年同期36億円の赤字)
オートモーティブ事業やヘルスケア事業、ネットサービスインキュベーション事業における一部のサービスにおいて成長投資を積極化した。
なお、2019年3月期通期の予想は、2月5日に予想の下方修正を実施しており、売上収益1258億円(前期比9.7%減)、営業利益136億円(同50.6%減)、最終利益105億円(同54.3%減)、EPSは72.26円を見込む。
ゲーム事業の減収となり期初の想定を下回ったことに加え、DeNAトラベルの全株式譲渡によって同事業が連結の範囲外になったことなどで前年同期比で減収となった。
セグメント別の業績は以下のとおり。
①ゲーム事業…売上収益624億円(前年同期比14.3%減)、セグメント利益131億円(同31.0%減)
ユーザ消費額は前年同期比で減少したが、費用面では、販売促進費・広告宣伝費や業務委託費などを中心に筋肉質化を図ったほか、さらなる固定費の最適化を継続的に行い、健全な収益性確保に向けた取り組みを推進した。
②EC事業…売上収益89億円(同24.0%減)、セグメント利益9億円(同1,361.5%増)
DeNAトラベルの全株式譲渡に伴い、前年同期比で減収となった。なお、前年同期には同社において判明した2017年3月期以前における一部取引に係る原価計上漏れなどの修正を行っている。
③スポーツ事業…売上収益157億円(同4.0%増)、セグメント利益30億円(同10.9%減)
横浜DeNAベイスターズの主催試合の平均観客動員数が好調に推移したことに加え、入場料以外の収入も順調に推移した。
④新規事業・その他…売上収益80億円(同14.5%増)、セグメント損益54億円の赤字(前年同期36億円の赤字)
オートモーティブ事業やヘルスケア事業、ネットサービスインキュベーション事業における一部のサービスにおいて成長投資を積極化した。
なお、2019年3月期通期の予想は、2月5日に予想の下方修正を実施しており、売上収益1258億円(前期比9.7%減)、営業利益136億円(同50.6%減)、最終利益105億円(同54.3%減)、EPSは72.26円を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432