【速報3】DeNA、NetEase Gamesと今春展開する『永遠の七日』に早期の収益化を期待 「ARPUが高く初期から山を作っていく」(守安社長)
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安功社長は、本日(2月7日)開催の決算説明会で、NetEase Gamesと展開するスマートフォンゲーム『永遠の七日(とわのなのか)』について、運営やマーケティング、カスタマーサポート、ローカライズなどなど「運営業務」を担当すると述べた。
『永遠の七日』は、中国国内で2017年12月に配信を開始後、香港、マカオ、台湾、韓国で、高い評価を得ている人気タイトル。キャッチコピー「終わらない終末がはじまる。」のとおり、永遠に繰り返される七日間ではプレイヤーの選択や行動によってシナリオが分岐し、異なる物語が楽しめる。
なお、原作である中国語の簡体字や繁体字版では、日本の「音楽大師」である川井憲次氏が楽曲を担当していること、そして、「強大CV陣容」として、川澄綾子さんや花澤香菜さん、三宅健太さん、森川智之さん、前野智昭さんら日本人声優を起用していることをアピールしている。
守安氏は、「モチーフやゲーム性などコアユーザー向けのタイトルとなっており、初期から山を作っていくイメージだ。ARPUの高いタイトルになるのではないか」と述べ、リリース後、早い段階からの収益貢献を期待していることを示唆した。こちらは今春リリースする予定だ。
日本国内のアプリ市場について聞かれると、市場規模が横ばいのなか、海外プレイヤーが進出する一方、国内プレイヤーが厳しい立場に立たされていると回答した。新作の開発費やマーケティングコストが上がっており、売上が維持できていても、国内メーカーは厳しい状況になっているとの見方を示した。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432