下方修正のカドカワが事業再編 KADOKAWA主導で経営立て直しへ ドワンゴやGzブレイン、大百科ニュース社などがKADOKAWA傘下に
カドカワ<9468>は、本日(2月13日)、KADOKAWA主導で組織改編を行い、経営立て直しを目指す。持株会社カドカワの傘下にKADOKAWAを置きつつ、カドカワの子会社管理事業を承継する。そして、ドワンゴ、Gzブレイン、大百科ニュース社の業務管理を行う。いずれも4月1日付で実施する予定だ。
もともとKADOKAWAとドワンゴによる共同株式移転により、カドカワが設立されたが、ドワンゴが競争激化の影響を受けて低迷しており、本日のカドカワを下方修正の大きな要因となった。これを鑑み、グループのさらなる融合を図り、ドワンゴの新たな創業を成すための体制を整える、としている。
今後は、KADOKAWA主導のもと、ドワンゴの技術力と膨大なユーザー基盤のグループ全体での活用を加速するとともに経営資源の最適配分を進め、グループとして強固な経営基盤を確立し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現を目指すとのこと。
なお、組織図は以下のとおり。以前は、カドカワのもとにドワンゴやKADOKAWAなど事業会社が並列していたが、今後はKADOKAWAの傘下に各事業会社が入ることになる。
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もともとKADOKAWAとドワンゴによる共同株式移転により、カドカワが設立されたが、ドワンゴが競争激化の影響を受けて低迷しており、本日のカドカワを下方修正の大きな要因となった。これを鑑み、グループのさらなる融合を図り、ドワンゴの新たな創業を成すための体制を整える、としている。
今後は、KADOKAWA主導のもと、ドワンゴの技術力と膨大なユーザー基盤のグループ全体での活用を加速するとともに経営資源の最適配分を進め、グループとして強固な経営基盤を確立し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上の実現を目指すとのこと。
なお、組織図は以下のとおり。以前は、カドカワのもとにドワンゴやKADOKAWAなど事業会社が並列していたが、今後はKADOKAWAの傘下に各事業会社が入ることになる。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ドワンゴ
- 設立
- 1997年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 夏野 剛
- 決算期
- 9月
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468