【KLab決算説明会速報】新作パイプラインは4本 中国版『BLEACH』の韓国・東南アジア展開も予定 「グローバルで受け入れられるゲーム作りを」(森田専務)
KLab<3656>は、2月13日、2018年12月期の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会では、第4四半期(10~12月)と2018年12月期の実績や今後の方針などについて一通り説明が行われた後、質疑応答が実施された。今回は、その中から同社の新作パイプラインについて取り上げたい。
現在、同社の新作パイプラインは、全部で4タイトルとなっている。うち、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』と『禍つヴァールハイト』、バンダイナムコエンターテインメントが配信予定の『テイルズ オブ クレストリア』が2019年のリリース予定となっている。
さらに、先日、中国の盛大遊戯/Shanda Games(シャンダゲームズ)と共同開発、運営を行うことが発表された『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』を加えた4本がその内容となっている。ちなみに『ラピスリライツ』は、日本だけでなく、中国本土での展開も予定されている。
なお、海外展開については、中国の崑崙ゲームと共同開発した『BLEACH 境・界-魂之觉醒:死神』の韓国・東南アジアへ展開を予定しているほか、中国のGAEAがiOS版をテスト配信している『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の簡体字版も中国政府による正式版リリースの許諾待ちの段階にあるという。
今年3月の社長就任が内定している森田英克専務は、「日本だけで受け入れられるゲーム作りではなく、グローバルで受け入れられるゲーム作りを行っていく」としていた。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656