KLab<3656>は、2月13日、2018年12月期の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会では、第4四半期(10~12月)と2018年12月期の実績や今後の方針などについて一通り説明が行われた後、質疑応答が実施された。今回は、その中から同社の海外展開の状況について取り上げたい。
同社の第4四半期の海外売上高は、29億6100万円と第3四半期の30億7700万円からは減少したが、3四半期連続で約30億円規模の推移となった。『BLEACH Brave Souls』や『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』が施策効果で第3四半期に好調だった反動があったものの、11月と12月にリリースされた中国大陸・繁体字圏向けの『BLEACH』がこれをカバーした。
また、海外売上高の年度ごとの推移では、2018年度は前年度比で2倍以上となる115億円となった。さらに4年前の2014年度と比べると10倍以上に成長したことになる。同社の真田哲弥会長兼社長は、「グローバルで収益化を図れる会社になった」としていた。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656