アエリア<3758>は、昨日(2月14日)22時、2018年12月期の連結決算を発表し、売上高314億7100万円(前の期比98.3%増)、営業利益18億7600万円(同30.3%減)、経常利益16億1500万円(同41.5%減)、最終損益15億3800万円の赤字(前の期20億円の黒字)と最終赤字転落となった。
この期は8月と11月に利益予想の下方修正を行ったが、11月の発表予想からさらに下ぶれた。11月の予想に対して売上高が1.7%、営業利益が21.8%、経常利益が26.6%ショートして着地したが、同社は「売上高、営業利益及び経常利益は概ね予想通り推移」したと説明している。
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売上高については、『A3!(エースリー)』の収益が好調に推移したことに加え、買収した子会社が寄与した、といている。利益面では、連結子会社の増加による売上原価の増加、コンテンツ事業における広告宣伝費と回収代行手数料の増加による販売管理費の増加などで営業利益と経常利益はマイナスとなった。
さらに最終損益は赤字転落となった。連結子会社4社ののれんとソフトウェアの減損損失として合計20億円を計上したほか、投資有価証券評価損5700万円、関係会社株式評価損4200万円などを計上した。ただ、アスガルドの長期借入金について債権放棄を受けたことによって債務免除益6億5700万円が計上された。
続く2019年12月期は、売上高320億円(前期比1.7%増)、営業利益22億円(同17.3%増)、経常利益20億円(同23.8%増)、最終利益14億円(黒字転換)を見込む。
この期は8月と11月に利益予想の下方修正を行ったが、11月の発表予想からさらに下ぶれた。11月の予想に対して売上高が1.7%、営業利益が21.8%、経常利益が26.6%ショートして着地したが、同社は「売上高、営業利益及び経常利益は概ね予想通り推移」したと説明している。
2018 年 12 月期通期連結業績予想値と実績値との差異(2018 年1月1日~2018 年 12 月 31 日)
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売上高については、『A3!(エースリー)』の収益が好調に推移したことに加え、買収した子会社が寄与した、といている。利益面では、連結子会社の増加による売上原価の増加、コンテンツ事業における広告宣伝費と回収代行手数料の増加による販売管理費の増加などで営業利益と経常利益はマイナスとなった。
さらに最終損益は赤字転落となった。連結子会社4社ののれんとソフトウェアの減損損失として合計20億円を計上したほか、投資有価証券評価損5700万円、関係会社株式評価損4200万円などを計上した。ただ、アスガルドの長期借入金について債権放棄を受けたことによって債務免除益6億5700万円が計上された。
続く2019年12月期は、売上高320億円(前期比1.7%増)、営業利益22億円(同17.3%増)、経常利益20億円(同23.8%増)、最終利益14億円(黒字転換)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758