オルトプラス、保有する関連会社SHIFT PLUSの株式の全てを本日付でSHIFTに譲渡　オルトプラス高知にニアショア拠点としての機能を集中

オルトプラス<3672>は、本日（2月28日）、関連会社SHIFT PLUSの株式のうち、同社が保有する全ての株式（発行済株式の41.7％に相当）を本日付でSHIFT<3697>に譲渡することを発表した。なお、この株式譲渡により、SHIFT PLUSは同社の持分法適用関連会社に該当しないことになる。一方、SHIFTは、その他個人からも取得し、SHIFT PLUSを完全子会社化するとのこと。

同社は、ソーシャルゲームの運営におけるカスタマーサポート業務（CS業務）とテスト業務（QA業務）とをワンストップで提供する新たな運営サービスの確立を目的として、SHIFTと合弁でSHIFT PLUSを設立し、同社内で行っていたCS業務とQA業務について順次、SHIFT PLUSへ移管することにより、費用削減を進めてきた。また、同社は、2018年3月にゲーム開発及び運営を行うための拠点としてオルトプラス高知を設立し、自社・協業タイトルや運営移管タイトルのゲーム運営を行っている。

同社は、事業の選択と集中を進め、経営資源の有効活用並びに最適化を実践する中で、100%子会社であり、主要事業であるゲーム開発および運営を行うオルトプラス高知へニアショア拠点としての機能を集中させ、 付随するCS、QA業務を行うSHIFT PLUSについては、同業務における知見を多分に有し、創業時から協力して事業拡大を進めてきたSHIFTの100％子会社への移行することとした。今後も高知県内における各々の子会社を通じて、案件ベースでの協力体制は継続し、両社の企業価値の向上および高知県内における雇用創出、産業発展に貢献していくとしている。

なお、同社は今回の株式譲渡により、持分法で会計処理されている投資の売却益を計上する見込みだが、具体的な金額については現在精査中としている。