アサツーディ・ケイ子会社でアニメ制作会社のゴンゾの2018年12月期の連結決算が有価証券報告書で判明した。売上高が15億2700万円、営業損益3億9900万円の赤字、経常損益4億3300万円の赤字、最終損益5億9700万円の赤字だった。34億円の債務超過となった。前の期は、12月期に決算期の変更を行った影響で、9ヶ月決算となったために直接比較はできないが、売上高8億8400万円、営業利益8300万円、経常利益3600万円、最終利益2億1600万円だった。
アニメ制作品数の増加により売上が堅調に推移したものの、売上原価の増加、出資した作品の回収可能性の低下によるコンテンツ版権の評価損の発生などが収益を圧迫したようだ。また債権の貸倒れに備えて貸し倒れ引当金を増やしたことも響いた。
なお、主要な顧客ごとの売上を見ると、ディー・エル・イー(DLE)<3686>向けが3億7000万円で最も多く、全体に占める割合が24.2%だった。以下、総通、アサツーディ・ケイ、NAVER Corporationと続いた。
アニメ制作品数の増加により売上が堅調に推移したものの、売上原価の増加、出資した作品の回収可能性の低下によるコンテンツ版権の評価損の発生などが収益を圧迫したようだ。また債権の貸倒れに備えて貸し倒れ引当金を増やしたことも響いた。
なお、主要な顧客ごとの売上を見ると、ディー・エル・イー(DLE)<3686>向けが3億7000万円で最も多く、全体に占める割合が24.2%だった。以下、総通、アサツーディ・ケイ、NAVER Corporationと続いた。