【ゲーム株概況(4/10)】『ラングリッサー モバイル』好調を受けてエクストリームがS高、マザーズ値上がり率1位　新作リリースのネクソンはさえない

4月10日の東京株式市場では、日経平均株価は反落。前日比115.02円安の2万1687.57円で取引を終えた。米欧の貿易摩擦や、IMFによる世界経済見通しの下方修正などが嫌気された。海外ヘッジファンドとみられる指数先物への売りが出て、一時は200円を超える下げ幅となった。その後は内需株を中心に買いが入り、下げ渋った。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、エクストリーム<6033>がストップ高。前日比500円高の2552円で取引を終え、東証マザーズ値上がり率1位となった。同社がライセンス供与し、ZLONGAMEが開発・運営するスマートフォンゲーム『ラングリッサー モバイル』がApp StoreとGoogle PlayのセールスランキングでTOP5に入るなど好調に推移しており、同社への収益寄与が期待された。

3月11日に決算発表を控えたSHIFT<3697>が大幅高となったほか、ユークス<4334>も年初来高値を更新した。

他方、この日『メイプルストーリーＭ』を国内でリリースしたネクソン<3659>も材料には反応薄で、3日続落となった。無料ランキングで首位を獲得したが、業績に影響を与えるセールスランキングの動きを見極めたいとする向きが強かったようだ。先日決算発表を終えたシリコンスタジオ<3907>も続落。

 


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