【速報2】サイバーエージェント、ゲーム事業の営業益はQonQで134%増の74億円と急回復 主力タイトルの周年効果と広告宣伝費の適正化で
サイバーエージェント<4751>は、本日(4月24日)開催の決算説明会で、ゲーム事業の収益が急回復したことを明らかにした。第2四半期(1~3月)の業績は、売上高399億円(同9.8%増)、営業利益74億円(同134.1%増)と営業利益が大きく伸びた。
主力タイトルである『グランブルーファンタジー』をはじめ、『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』、『プリンセスコネクト Re:Dive』など周年記念効果で売上が伸び、売上高は四半期ベースで過去2番めの水準となった。「スマホゲームというと、苦しいと思われがちだが、運用でしっかり売上を作れている。次の大きなヒットを狙っていくのはもちろんだが、しっかり運用を重ねていきたい」(藤田晋社長)。
利益面では、増収効果に加えて、広告宣伝費の適正化が奏功した。広告宣伝費は「強めのアクセルを踏んでいたこともあり、第1四半期で86億円使ったが、この四半期は50億円弱まで下げた」(常務取締役の中山豪氏)という。
続く第3四半期(4~6月)の見通しについては、例年どおり、前四半期の周年効果がはく落で減収が予想されるものの、主力タイトルの4月のランキング推移を見ると堅調に推移しているという。コストコントロールについては、さらに10億円程度の削減が可能との見方を示した。
なお、新作については2020年前半までに6タイトルのリリースを予定しているとのこと。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751