【ゲーム株概況(5/7)】1Q黒字化と構造改革への期待でAimingが買われる 2Qの2ケタ減収が嫌気されたBOIが売られる 大手ゲーム株も軟調目立つ

GW明けとなる5月7日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落し、前日比335.01円安の2万1923.72円で取引を終えた。米国のトランプ大統領が中国製品に対する制裁関税を引き上げる意向を示したことで、米中貿易摩擦への懸念が広がる格好となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が朝方から買われ、300円台後半に乗せた。Aimingは、連休前となる4月26日に発表した第1四半期決算が営業黒字に転換したことに加え、この日の午前中に構造改革に向けた早期退職優遇制度の実施を発表したことで、中期的な収益構造の改善に向けた期待市場で広がっているようだ。

また、アカツキ<3932>が反発したほか、グリー<3632>やガーラ<4777>、エディア<3935>、アクセルマーク<3624>なども買われた。

半面、KLab<3656>やコロプラ<3668>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などが売られた。BOIは、4月26日に発表した第2四半期決算が2ケタ超の減収となったことで、その成長性の鈍化を意思した売り物が出ているもよう。

ほか、任天堂<7974>やカプコン<9697>、コナミHD<9766>など大手ゲーム株も軟調な推移が目立った。


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