アクセルマーク<3624>は、この日(5月14日)、これまでJRPGとして開発を進めてきたゲームタイトル「終幕彼女(エンドロール)」について自社単独での開発を中止することを明らかにした。
同社では、同タイトルについて、今後の開発費やプロモーション費に多額の資金を要する一方で、JRPGの主軸がオリジナルモチーフからIPタイトルへと移っていく環境を踏まえた、と説明している。「終幕彼女(エンドロール)」のゲーム開発に係る固定資産に関して、減損損失2億4100万円を特別損失として計上した。
また、運用中の「幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル」は多くのユーザーが楽しんでいるものの、開発に想定以上に時間を要し増加したこれまでの開発費と現在の収益性を鑑みて、想定している期間内での開発費の収益回収が困難であることが見込まれるため減損損失 2億4000万円を特別損失として計上したという。
同社では今後、世界各国のセールスランキングで上位にありグローバルで人気があるカジュアルゲーム分野(パズルゲーム等)と、 まだ黎明期にあり世界的に新規タイトルが増加しこれからの成長が期待されるブロックチェーンゲーム分野を中心に経営資源を集中して展開していく、としている。
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624