Tencent、第1四半期の営業利益は20%増 ネット広告やフィンテック、デジタルコンテンツが好調 スマホゲームは苦戦

Tencentは、第1四半期(1~3月)の連結決算を発表し、売上高が前年同期比16%増の854億6500万元(1兆3547億円)、営業利益が同20%増の367億4200万元(5823億円)、最終利益が同17%増の278億5600万元(4415億円)と増収増益となった。ネット広告やフィンテック、デジタルコンテンツなどがいずれも好調だった。

主力の「VAS(付加価値サービス)」の売上高は、同4%増の489億7400万元(7762億円)だった。PCとスマートフォンなどのオンラインゲームの売上高は横ばいの285億1300万元(4520億円)と減収となったほか、動画配信などの定額課金サービスが伸びた。フィンテックやインターネット広告も大きく伸びたとのこと。

スマートフォンゲームは減収だった。『Honour of Kings』や『Perfect World』、『PUBG MOBILE』(中国を除く)などが堅調で、アイテム課金の販売は10%成長したが、売上は1%のマイナスだった。これはアイテム販売と、売上計上に時間差を設ける会計方針を採用しているため。両社の差額は後日計上されるという。
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