SIE、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」に向けた「グランツーリスモSPORT」四国エリア代表決定戦を開催





ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、「グランツーリスモSPORT」 四国エリア代表決定
戦を5月19日(日)、愛媛県松山市にて開催した。

<以下、オフィシャルレポート>

■オンライン予選を勝ち抜いた四国エリアの選手たちが、各県代表の座をかけて対決!



今回の四国エリア代表決定戦は、香川県、高知県、徳島県、愛媛県に居住する方々から、それぞれの代表を選出するために開催されました。参加者は、4月に行われたオンライン予選で上位のタイムを記録した方々です。

香川県は一般の部の20名の選手と、少年の部の5名の選手。高知県は一般の部の14名の選手と、少年の部の5名の選手。徳島県は一般の部の12名の選手と、少年の部の3名の選手。愛媛県は一般の部の18名の選手と、少年の部の9名の選手が参加しました。会場となった愛媛CATVの5Fには選手の家族や友人も来場し、各選手が応援を背に熱戦を繰り広げました。

また、愛媛CATVの1F オープンスタジオには、大型モニターで大会の模様をどなたでも観戦できるエリアを設置。実況と解説付きで行なわれた迫力満点のレースに、多くの方々が注目していました。

■少年の部の代表決定戦から名勝負が続出!



都道府県代表決定戦では、6歳以上18歳未満の方が対象の少年の部と、18歳以上の方が対象の2部門から各2名ずつを各都道府県の代表として選出します。決定戦の流れは、第1レースで参加選手がAグループ、Bグループの2組に分かれてレースを行い、各組の上位5名が決勝レースに進出。合計10名で行われる決勝レースで1位と2位を獲得した2名の選手が、10月5日(土)・6日(日)に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会に出場する各都道府県代表に選ばれます。

四国エリア代表決定戦では、少年の部で当日参加できた選手が各県10名未満だったため、それぞれ決勝レースのみが開催されました。競技の使用車種は本格的なレースカーであるGr.3クラス、使用コースは富士スピードウェイを5周。香川県の少年の部はトップを走っていた合田匡祥(ごうだ・まさよし)選手が、4周目のコーナーで華麗なドリフトを披露するという余裕を見せます。高知県の少年の部は1周目の各コーナーで激しいバトルが繰り広げられ、2周目でも5名の選手が団子状態に。

徳島県の少年の部は3人と参加人数こそ少ないものの、1周目から全員の順位が激しく入れ替わる混戦となり、波乱の幕開けを予感させます。愛媛県の少年の部は頻発する1位争いから目が離せずファイナルラップでトップが入れ替わるなど、白熱したレースで会場を大きく沸かせました。

■一般の部も大盛り上がり! 熱気に包まれた決勝レース



一般の部の決勝レースでも、会場の興奮は収まりません。香川県の一般の部では、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」でマニュファクチャラーシリーズに出場している小林飛翔(こばやし・たかと)選手の猛追を、宮武楓(みやたけ・かえで)選手が振り切ってポール・トゥー・ウィン。高知県の一般の部では、2番グリッドからスタートした前田帝晟(まえだ・たいせい)選手が1周目で1位に浮上。2位争いを繰り広げる選手たちからさらにリードを広げる快走を見せ、そのままチェッカーを受けました。

徳島県の一般の部では、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK4)を傾けて行なうモーションセンサーを使用した操作でレースに挑んだ実平史弥(さねひら・ふみや)選手が、巧みなハンドル捌きで後続をブロック。トップを譲らず、熾烈なデッドヒートを制して見事1位に。愛媛県の一般の部では、ポールポジションの西原康博(にしはら・やすひろ)選手が先頭を維持し、3番グリッドからスタートした中村公太郎(なかむら・こうたろう)選手が2位に浮上。ランボルギーニのウラカン GT3 ’15を駆る両選手の華麗なワンツー・フィニッシュに、会場からも大きな拍手が巻き起こりました。

香川県 少年の部・1位の合田匡祥選手、2位の白川颯隼選手。
一般の部・1位の宮武楓選手、2位の小林飛翔選手。

高知県 少年の部・1位の南海飛翔選手、2位の西尾吏巧選手。
一般の部・1位の前田帝晟選手、2位の笠井健人選手。

徳島県 少年の部・1位の湊川惠大選手、2位の稲田大翔選手。
一般の部・1位の実平史弥選手、2位の北上宰性選手。

愛媛県 少年の部・1位の八代翔太選手、2位の中矢幸希選手。
一般の部・1位の西原康博選手、2位の中村公太郎選手。

■香川県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【合田 匡祥(ごうだ・まさよし)】 出身:香川県・観音寺市 年齢:17歳
香川県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。ゲーム以外では、勉強や部活に励んでいる高校生。ぜひ国体に出場したかったため、代表決定戦への参加を決意した。今回の大会では1位になれたものの、かなり緊張したので自己ベストにプラス2秒したタイムになってしまったと語る。10月に行われる本大会やe-Motorsports「都道府県対抗U18全日本選手権」では、「香川県・少年の部のトップとして恥じない走りを見せたい。自分の走りができるようにがんばります」とコメントした。

【白川 颯隼((しらかわ・さきと)】 出身:香川県・三豊市 年齢:13歳
香川県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。週末はロードバイクに乗って過ごしているという。今回の大会に参加した理由を「予選を通過できたから」と、笑顔でコメント。2位という結果については、1~3周目をフルアタックで走ることができたため順位を上げることはできたが、第1コーナーで普段どおりに飛び込めなかったことが心残りだという。「練習の成果を発揮し、緊張せずいつもの走りをします!」と、本大会に向けて意欲は十分。

・一般の部
【宮武 楓(みやたけ・かえで)】 出身:香川県・三豊市 年齢:19歳
香川県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。実車でのレース経験は、レーシングカートを数回ほど。普段の環境とは異なったものの、少ない練習時間の中で感覚を合わせることができ、いつものように走ることができたと今回の大会を振り返る。本大会では、全国のトッププレイヤーと実際に会場で会えることがとても楽しみ。「他の都道府県にはすごい人たちがたくさんいます。これからも毎日練習して、ベストを尽くせるようにがんばります」と、力強く語った。

【小林 飛翔(こばやし・たかと)】 出身:香川県・高松市 年齢:20歳
香川県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」でマニュファクチャラーシリーズに出場するほどのドライビング・テクニックを持つ、自称「どこにでもいる、普通の大学生」。1位の宮武選手とは、日頃からオンラインで競い合っている間柄。今回の大会では宮武選手を抜くことはできなかったが、3位の選手との距離を保ち、安定して走ることができてよかったとコメント。本大会では「全国で名前が残る活躍がしたい」と、積極的な姿勢を見せる。

■高知県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【南海 飛翔(なんかい・つばさ)】 出身:高知県・吾川郡 年齢:17歳
高知県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。小さい頃から「グランツーリスモ」シリーズで遊んでいる。「グランツーリスモSPORT」が「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムのeスポーツ競技タイトルの1つに選ばれたことを知り、全国のプレイヤーと戦ってみたくなったそうだ。今回の大会では、最初はスタートの感覚が掴めずレイトブレーキングになってしまったものの、全体的に安定した走りができたことが勝利に繋がったという。「全国の猛者たちとイコールコンディションの中でどこまで戦えるのか。クリーンで熱いバトルをしたいと思います」と、闘志を燃やす。

【西尾 吏巧(にしお・りく)】 出身:高知県・高知市 年齢:17歳
高知県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。普段の生活で一番力を入れているのは部活動だが、せっかくなら大会に出てみたいと出場を決意。とても緊張していたものの、いざ始まってみれば不思議と落ち着きを取り戻し、今回の大会では思い通りのラインで走ることができたという。自分の腕前はまだまだ未熟だと謙遜しながらも「全国で通用するようにもっと練習をして、本大会でも上位に入賞したい」と、熱く意気込みを語った。

・一般の部
【前田 帝晟(まえだ・たいせい)】 出身:高知県・高岡郡 年齢:19歳
高知県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。クルマには毎日乗っており、レーシングカート経験もあるほどのクルマ好き。決勝レースでは2番グリッドからのスタートだったが早い段階でトップになり、2位以下が熾烈な争いを繰り広げてくれたおかげでリードを広げることができたと、コメントは控えめ。「想定外のことなのでまだ勝利の実感が沸いていないのですが、今後もがんばりたいです。本大会まで少し期間があるので、それまでにもっと練習したいと思います」と語る。

【笠井 健人(かさい・けんと)】 出身:高知県・南国市 年齢:27歳
高知県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。トラック・ドライバーとして、普段からクルマの運転に携わっている。今回の大会では、決勝レースの練習走行時に調子がよく「もしかしたらいけるかも」と思っていたところ、2位に浮上した際の第1コーナーでコース外に押し出され、諦めかけたという。しかし、そこで「負けてたまるか!」とスイッチが入り、追い上げることができたそうだ。結果的に2位となったことで安心はしたものの、本大会までに実力を底上げし、全力で戦えるように準備をしたいと積極的だ。

■徳島県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【湊川 惠大(みなとがわ・けいた)】 出身:徳島県・海部郡 年齢:16歳
徳島県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。練習は1日1時間ほどで、普段は自転車に乗ったり、部活で卓球をしたりしているという。なんとなくオンライン予選に出場したところ、初めての公式レースにも関わらず見事に突破。今回の大会は自宅とは環境が異なるため緊張したが、とても貴重な体験ができたとポジティブに語る。「徳島県の代表として、うまくプレイできるようにがんばります」と、代表選手に選ばれたことによって闘志に火が付いた模様だ。

【稲田 大翔(いなだ・ひろと)】 出身:徳島県・徳島市 年齢:11歳
徳島県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。クルマが大好きで、レーシングカートを所持。今回のような大会に出場するのは初めてであり、決勝レース前は緊張のあまり心臓の鼓動が聞こえていたそうだ。しかし、スタートするとレースに夢中になり、緊張がどこかへ行ってしまったとコメント。ペナルティを受けて3位の選手が迫ってきた際は少々焦ったが、それでも2位を取れてよかったと笑顔を見せた。「本大会までにはタイムを3秒縮めたいです」と、目標がとても具体的。

・一般の部
【実平 史弥(さねひら・ふみや)】 出身:徳島県・徳島市 年齢:18歳
徳島県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。自分の実力を試してみたく、代表決定戦への参加を決意した。納得のいく内容で1位を飾ることができたため、チェッカー後に大きくガッツポーツ。勝利の雄叫びに対して、会場からも大きな拍手が巻き起こった。ワイヤレスコントローラーDUALSHOCK4のモーションセンサーで行うステアリング操作は、カウンターを当てるのは難しいものの、慣れるとハンドルコントローラーよりも軽く操作できるのがポイントだと語る。本大会でも全国の猛者たちと好勝負ができるよう、まだまだ腕を磨き続けるそうだ。

【北上 宰性(きたがみ・つかさ)】 出身:徳島県・阿波市 年齢:23歳
徳島県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。レーシングカートには多少乗ったことがあり、普段からクルマも運転している。今回は慣れ親しんでいる「グランツーリスモ」シリーズの新作「グランツーリスモSPORT」の大会ということで参加を決意。楽しみながらレースに挑むことはできたものの、決勝レース中にコース外へはみ出したときは、これまでにないほどの冷や汗をかいたそうだ。練習時間は1日30分。「あまり時間は取れないのですが、トッププレイヤーと少しでも戦えるようにこれからもがんばります」とコメント。

■愛媛県代表 選出者プロフィール ※敬称略
・少年の部
【八代 翔太(やしろ・しょうた)】 出身:愛媛県・松山市 年齢:13歳
愛媛県代表決定戦、少年の部・決勝レース1位。自分のレベルを知ることに強い興味を持ち、eスポーツに対しても意欲的。今回の大会では、2番グリッドからのスタートとなった決勝レースについても、トップを抜き去るチャンスをうかがう心理戦を存分に楽しむことができたと、笑顔で語る豪胆さを見せる。「各都道府県の代表選手とクリーンなレースを楽しみたい」「全国だけでなく世界に通用する力を身につけたい」と、前向きな姿勢が印象的。

【中矢 幸希(なかや・こうき)】 出身:愛媛県・松山市 年齢:17歳
愛媛県代表決定戦、少年の部・決勝レース2位。「グランツーリスモ」シリーズ以外では、寝ることが大好き。自分の力が通用するかどうか試してみたかったが、今回の大会では強いプレッシャーによって、思ったようなレース運びができなかったという。2位という結果に対しても、もう少し頑張れたはずだとストイックにコメント。とにかく「勝ちたい!」と、本大会に向けて決意を新たにする。

・一般の部
【西原 康博(にしはら・やすひろ)】 出身:愛媛県・新居浜市 年齢:23歳
愛媛県代表決定戦、一般の部・決勝レース1位。最近クルマを購入してドライブを楽しんでおり、レンタルカートの経験もある。「グランツーリスモSPORT」の練習も、オンライン上の仲間たちとほぼ毎日のように励んでいる。その甲斐あって、決勝レースでは実力を発揮できたそうだ。しかし、全国には自分よりも実力が上の選手がたくさんいるので、まだまだ練習が足りないという。「愛媛県の順位をひとつでも上げられるよう、しっかり準備をしたいです」と、本大会に向けての決意を語る。

【中村 公太郎(なかむら・こうたろう)】 出身:愛媛県・松山市 年齢:26歳
愛媛県代表決定戦、一般の部・決勝レース2位。フレンドから誘われて、オンライン予選にエントリー。今回の大会はかなり緊張したそうだが、せっかくの機会なので楽しもうという、ポジティブな気持ちでチャレンジ。ランボルギーニのウラカン GT3 ’15同士のトップ争いは、会場の注目を集めた。2位となったことについてはくやしさを少し匂わせつつも、とても熱いレースができたと満足している様子だ。「代表選手に選ばれたからには、愛媛県の「グランツーリスモ」シリーズファンが熱くなるようなレースをしたいです」と、力強くコメント。

■「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会
今回の四国エリアに続いて、都道府県代表決定戦は8月まで全国12会場で順次開催され、10月5日(土)・6日(日)に開催される本大会への切符が争われます。

都道府県代表決定戦に勝ちあがってきた少年の部、一般の部よりそれぞれ上位20名の選手には、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別デザインのスポーツタオル、缶バッジ(いずれも非売品)が記念に贈られます。

グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会公式ホームページ:https://pscom.jp/kokutai2019
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