ヒストリアは、8月4日、ゲーム開発者向けの勉強会「出張ヒストリア!ゲーム開発勉強会2019」を開催する。
「出張ヒストリア」とは、ヒストリアが開発に関わったタイトルなどを踏まえた内容で毎年行っているゲーム開発勉強会。今回もEpic Games Japanをはじめ、株式会社バンダイナムコアミューズメントのコヤ所長、タミヤ室長を招いたセッションを予定している。
Unreal Engine 4(以下UE4) の技術セッションや、7月12日にオープンを迎えたMAZARIA(池袋)の誕生秘話、同施設で稼働中の"アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE(パックマンチャレンジ)"の話題もあるという。
<以下、プレスリリースより>
■開催概要
開催日:2019年8月4日(日) 12:30開場~18:30閉会
場所:日本工学院専門学校 蒲田キャンパス 31005教室
〒144-8655 東京都大田区西蒲田5-23-22
ハッシュタグ:# 出張ヒストリア2019
URL:https://atnd.org/events/106967
■セッション内容
「VR ZONE が MAZARIAになったワケ」
株式会社バンダイナムコアミューズメント コヤ所長、タミヤ室長
3月末にフィナーレを迎えたVR ZONE SHINJUKU。その3カ月半後にオープンを迎える新施設「アニメとゲームに入る場所 MAZARIA」は、いかにして誕生したのか。名前を変えたその意味は。いつもの2人があることないこと面白おかしくお話しいたします!
※本セッションは、撮影およびSNS投稿禁止となっております。
※本セッションは、取材は可能ですが、記事の事前確認が必須となっております。一部内容については、記事にして頂けない内容も含まれております。
「”アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE(パックマンチャレンジ)”制作事例~Oculus Questを使用した我々の挑戦~」
株式会社バンダイナムコアミューズメント 濵野 孝正 (プロデューサー)
株式会社ヒストリア 制作スタッフ数名 (調整中)
MAZARIA(池袋)にて稼働中のOculus Quest(PCが必要無く、コードが無いタイプの新VRゴーグル)を使用したフィールドVRアクティビティ、”アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE(パックマンチャレンジ)”。コードが無いというのは自由に歩き回れるというだけではなく、新たな価値を生み出していました。前半では本タイトルを通じて得た、コードレスによりもたらされた新たなゲームデザインについてお話いたします。
また、後半ではハードウェアスペックとの戦いや、どのように複数人プレイを実現したかなどの技術的知見をシェア出来ればと思います。
※本セッションは、メディア以外の撮影は禁止となっております。
※本セッションは、取材は可能ですが、記事の事前確認が必須となっております。
「COLORSプロジェクト、フォトグラメトリに挑戦してみた!」
株式会社ヒストリア 小林 大輔 (背景アーティスト)
1人1ヶ月、自由なテーマで作品制作が行えるヒストリアの制度、COLORSプロジェクト。
今回は技術検証を兼ねて、手持ちカメラによるフォトグラメトリを行い、日本庭園の作成に挑戦しました。フォトグラメトリとは、複数アングルから撮影した写真を解析して3Dモデルを生成する手法です。
撮影方法、3Dモデル化の工程、UE4での基本的なマテリアル、シーン構築まで実際にアセットを制作してみて、得た事や失敗した事など、お話しさせて頂きます。
「UE4新機能リアルタイム レイトレーシングで建築ビジュアライズ」
株式会社ヒストリア 小笠原 彰 (建築ビジュアライズアーティスト/UE4アーティスト)
建築シーンでUnreal Engine 4.22で追加されたリアルタイム レイトレーシングを使ってどんな表現が出来るのか、また使用した場合の負荷などについてご説明します。
「アーティストの為のプロファイル入門!~楽しいRenderDocの使い方~」
Epic Games Japan 斎藤 修 (テクニカルアーティスト)
プロファイルって難しそう…、プログラマさんの仕事ですよね…。
と思っているアーティストの方!いいえ、難しいどころか実は楽しいんです!
本講演では、UE4に標準プラグインとして搭載されているRenderDocを使用して、基本的なGPUプロファイルの概要、方法などをご説明致します。
UE4の絵がどうやって出来ているのか、Photoshopのレイヤーを剥がすように一緒に見ていきませんか?