【モバイルファクトリー決算説明会速報】通期計画は「かなり保守的みている」(深井COO) 下期は『駅メモ!』で長期的運営を見据えた基盤強化への投資も
モバイルファクトリー<3912>は、7月19日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の深井COO(写真)と執行役員【管理管掌】の佐藤氏が2019年12月期の第2四半期(1~6月)の決算や事業の概要についてを説明した後、質疑応答が行われた。今回はその中から同社の今期の見通しについてを取り上げたい。
単純計算で、下期は売上高14億7400万円、営業利益3億5700万円、経常利益3億5600万円、最終利益2億4600万円と、上期実績の売上高16億6300万円、営業利益5億4300万円、経常利益5億4300万円、最終利益3億4200万円を大きく下回る前提となっている同社の通期見通しだが、売上高については「かなり保守的みている」(深井COO)としていた。一方、利益面については、「収益的に依存度が高い『駅メモ!』で長期的運営を見据えた投資を行う」(同)ことも影響するという。
『駅メモ!』は、6月に5周年を迎えるなど長期運営に入っている一方、DAU(日次アクティブユーザー数)が足元も増加し続けており、ここでさらなる長期運営を見据えた基盤強化に取り組むことが必要と判断したとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912