【速報1】ドリコム内藤社長、「enzaはドリコム側だけでなくBXD側も黒字転換」 日々の改修によるKPI改善とマルチタッチ戦略が奏功
ドリコム<3793>の内藤 裕紀社長は、この日(7月31日)、東京都内で開催した第1四半期の決算説明会で、ブラウザゲームプラットフォーム「enza」について、ドリコム側だけでなく、バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社BXD側でも黒字転換したことを明らかにした。BXDの利益については、持分法投資利益3500万円が営業外収益に計上されるため、経常利益から反映される。
内藤社長によると、日々の改修を重ね、課金率や継続率などKPIがネイティブアプリ並みに改善したうえで、アプリやPCブラウザへの提供などマルチタッチ戦略とプロモーションを行ったことでユーザー数が一気に伸び、収益が大きく改善したという。特に『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のアプリ展開と周年イベントが伸びに拍車をかけたように見える。「プラットフォームでの流通金額は拡大基調にある。売上の伸びが利益につながっている」。
なお、「enza」では、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』や『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』、『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』など合計6タイトルを配信している。新作として、バンダイナムコエンターテインメントより、新作『NARUTO X BORUTO PROJECT:TRI』が2019年中にリリースとなる予定。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793