コナミHD、1Qは売上高3%減、営業益15%減に アミューズメント事業の製品投入時期の違いが影響 デジタルエンタテインメント事業は増収増益に
コナミホールディングス<9766>は、8月1日、2020年3月期の第1四半期(4~6月)の連結決算(IFRS)を発表、売上高564億円(前年同期比3.4%減)、営業利益100億円(同15.2%減)、最終利益72億円(同12.0%減)となった。
デジタルエンタテインメント事業が引き続き堅調に推移したものの、アミューズメント事業において製品投入時期の違いなどがあり、減収減益となった。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高315億円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益96億円(同6.6%増)
グローバル市場において、『遊戯王 デュエルリンクス』がけん引したほか、世界累計2億ダウンロードを突破した『ウイニングイレブン 2019』(海外名『PRO EVOLUTION SOCCER 2019』)が堅調に推移した。国内市場では、『プロ野球スピリッツA(エース)』が好調を維持しているほか、『実況パワフルプロ野球』などのタイトルも引き続き堅調だった。また、今期新たに『ダンキラ!!! - Boys, be DANCING! -』と『Jリーグクラブチャンピオンシップ』の配信を開始した。
カードゲームでは、「遊☆戯☆王」シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2019」のエリア代表決定戦を世界各地で実施し、コンテンツの活性化を推進した。
家庭用ゲームでは、グループ創業50周年を記念して、「アニバーサリーコレクション」シリーズの3作品を発売したほか、対戦型カードゲーム「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション」を日本向けに発売した。野球タイトルは、今年シリーズ25周年を迎えた「実況パワフルプロ野球」シリーズの最新作をNintendo Switch向けに発売した。
eスポーツの取り組みとして、Jリーグと共同で開催するモバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を競技タイトルにした「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」の予選大会を開催したほか、家庭用ゲームも「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2019」)の世界選手権「PES LEAGUE WORLD TOUR 2019」の決勝大会を開催した。
②アミューズメント事業…売上高32億円(同50.6%減)、セグメント利益5億円(同71.1%減)
ビデオゲームでは、オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」や、家庭用ゲームで好評を得ている「ボンバーマン」のゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えたオンライン型陣取り合戦が楽しい「ボンバーガール」が好調な稼働で推移したほか、「DanceDanceRevolution」誕生20周年を記念したアニバーサリーモデルが順次稼働している。前年同期比では製品の投入時期の違いから減収減益となった。
③ゲーミング&システム事業…売上高68億円(同7.3%増)、セグメント利益1億円(同81.7%減)
スロットマシンでは、「Concerto Crescent(コンチェルト クレセント)」や「Concerto StackM(コンチェルト スタック)」をはじめとした「ConcertoTM」シリーズにおいて、65インチの4KウルトラHDディスプレイが特徴の最新筐体「Concerto OpusTM(コンチェルト オーパス)」を北米市場を中心に販売したほか、新たに中南米・欧州市場にも展開した。また、新規のアップライト筐体「KX 43TM(ケイ エックス フォーティースリー)」を市場に投入するなど、商品レンジの拡充を推進した。
カジノマネジメントシステムでは、世界各地を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設をはじめ、大手オペレーターへの「SYNKROS」導入が引き続き順調に推移した。
④スポーツ事業…売上高152億円(同3.7%減)、セグメント利益5億円(同42.9%減)
フィットネスでは、新しく利用を開始する方のトレーニングのサポート、カウンセリング、効果測定を通して、最適な利用方法を提案する「スタート応援会員」が好評を博した。スクールでは、元競泳日本代表の同社社員がコーチとして直接指導する「少人数制スイミングスクール」を都内2施設で開講した。受託事業では、新規に町田市立総合体育館、大分県立武道スポーツセンター、くさつシティアリーナの業務受託運営を開始した。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高2700億円(前期比2.8%増)、営業利益470億円(同7.0%減)、最終利益300億円(同12.3%減)の見込み。
デジタルエンタテインメント事業が引き続き堅調に推移したものの、アミューズメント事業において製品投入時期の違いなどがあり、減収減益となった。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高315億円(前年同期比4.8%増)、セグメント利益96億円(同6.6%増)
グローバル市場において、『遊戯王 デュエルリンクス』がけん引したほか、世界累計2億ダウンロードを突破した『ウイニングイレブン 2019』(海外名『PRO EVOLUTION SOCCER 2019』)が堅調に推移した。国内市場では、『プロ野球スピリッツA(エース)』が好調を維持しているほか、『実況パワフルプロ野球』などのタイトルも引き続き堅調だった。また、今期新たに『ダンキラ!!! - Boys, be DANCING! -』と『Jリーグクラブチャンピオンシップ』の配信を開始した。
カードゲームでは、「遊☆戯☆王」シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2019」のエリア代表決定戦を世界各地で実施し、コンテンツの活性化を推進した。
家庭用ゲームでは、グループ創業50周年を記念して、「アニバーサリーコレクション」シリーズの3作品を発売したほか、対戦型カードゲーム「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション」を日本向けに発売した。野球タイトルは、今年シリーズ25周年を迎えた「実況パワフルプロ野球」シリーズの最新作をNintendo Switch向けに発売した。
eスポーツの取り組みとして、Jリーグと共同で開催するモバイルゲーム『ウイニングイレブン 2019』を競技タイトルにした「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」の予選大会を開催したほか、家庭用ゲームも「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2019」)の世界選手権「PES LEAGUE WORLD TOUR 2019」の決勝大会を開催した。
②アミューズメント事業…売上高32億円(同50.6%減)、セグメント利益5億円(同71.1%減)
ビデオゲームでは、オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」や、家庭用ゲームで好評を得ている「ボンバーマン」のゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えたオンライン型陣取り合戦が楽しい「ボンバーガール」が好調な稼働で推移したほか、「DanceDanceRevolution」誕生20周年を記念したアニバーサリーモデルが順次稼働している。前年同期比では製品の投入時期の違いから減収減益となった。
③ゲーミング&システム事業…売上高68億円(同7.3%増)、セグメント利益1億円(同81.7%減)
スロットマシンでは、「Concerto Crescent(コンチェルト クレセント)」や「Concerto StackM(コンチェルト スタック)」をはじめとした「ConcertoTM」シリーズにおいて、65インチの4KウルトラHDディスプレイが特徴の最新筐体「Concerto OpusTM(コンチェルト オーパス)」を北米市場を中心に販売したほか、新たに中南米・欧州市場にも展開した。また、新規のアップライト筐体「KX 43TM(ケイ エックス フォーティースリー)」を市場に投入するなど、商品レンジの拡充を推進した。
カジノマネジメントシステムでは、世界各地を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設をはじめ、大手オペレーターへの「SYNKROS」導入が引き続き順調に推移した。
④スポーツ事業…売上高152億円(同3.7%減)、セグメント利益5億円(同42.9%減)
フィットネスでは、新しく利用を開始する方のトレーニングのサポート、カウンセリング、効果測定を通して、最適な利用方法を提案する「スタート応援会員」が好評を博した。スクールでは、元競泳日本代表の同社社員がコーチとして直接指導する「少人数制スイミングスクール」を都内2施設で開講した。受託事業では、新規に町田市立総合体育館、大分県立武道スポーツセンター、くさつシティアリーナの業務受託運営を開始した。
なお、2020年3月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高2700億円(前期比2.8%増)、営業利益470億円(同7.0%減)、最終利益300億円(同12.3%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766