DLE、19年6月期は売上高31%減、1億円の営業赤字を計上 6月発表の修正予想を下回る着地に 出資作品の製作委員会からの配分が想定を下回る
ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、8月2日、2019年6月期の連結決算を発表、売上高37億9500万円(前々期比31.6%減)、営業損益1億円の赤字(前々期9200万円の黒字)、経常損益1億5500万円の赤字(同8600万円の黒字)、最終利益4億4000万円(同4億1100万円の赤字)となった。
同社は、6月20日に通期業績予想の修正を発表しているが、その修正予想対比で売上高は増減率0.4%減となり、営業損益と経常損益は赤字幅が拡大、最終利益も同31.4%減と大きく下ブレした。修正の要因は、6月末に予定していた同社出資作品の製作委員会からの配分が想定を下回ったため。また、投資有価証券評価損として1億4800万円を特別損失に計上したことや未収還付法人税の取崩しによる税金費用の増加も最終利益の下ブレにつながった。
事業領域別の状況では、ソーシャル・コミュニケーション領域は、W TOKYOが連結対象でなくなったことにより売上高、利益ともに減少した。また、IPクリエイション領域も大型の映像制作案件の納品が昨年に比べて少なかったことにより、売上高、利益ともに減少した。
なお、同社は朝日放送グループホールディングス<9405>傘下入りに伴い決算期を3月に変更。9ヶ月の変則決算となる2020年3月期は、レンジ形式での予想を開示しており、売上高は8億7000万円~12億8000万円、営業損益は3億3500万円の赤字~1億2500万円の赤字、経常損益は3億3500万円の赤字~1億2500万円の赤字、最終損益は3億4000万円の赤字~1億3000万円の赤字としている。
同社は、6月20日に通期業績予想の修正を発表しているが、その修正予想対比で売上高は増減率0.4%減となり、営業損益と経常損益は赤字幅が拡大、最終利益も同31.4%減と大きく下ブレした。修正の要因は、6月末に予定していた同社出資作品の製作委員会からの配分が想定を下回ったため。また、投資有価証券評価損として1億4800万円を特別損失に計上したことや未収還付法人税の取崩しによる税金費用の増加も最終利益の下ブレにつながった。
事業領域別の状況では、ソーシャル・コミュニケーション領域は、W TOKYOが連結対象でなくなったことにより売上高、利益ともに減少した。また、IPクリエイション領域も大型の映像制作案件の納品が昨年に比べて少なかったことにより、売上高、利益ともに減少した。
なお、同社は朝日放送グループホールディングス<9405>傘下入りに伴い決算期を3月に変更。9ヶ月の変則決算となる2020年3月期は、レンジ形式での予想を開示しており、売上高は8億7000万円~12億8000万円、営業損益は3億3500万円の赤字~1億2500万円の赤字、経常損益は3億3500万円の赤字~1億2500万円の赤字、最終損益は3億4000万円の赤字~1億3000万円の赤字としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エル・イー(DLE)
- 設立
- 2001年12月
- 代表者
- 代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高17億500万円、営業損益5億5900万円の赤字、経常損益5億9000万円の赤字、最終損益5億2000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3686