グリー<3632>の大矢俊樹取締役は(写真)は、本日(8月2日)開催の第4四半期の決算説明会の場で、周年を迎えたタイトルが昨年よりも好調に推移したことを強調した。
同社は今回の決算説明会でFY19の実績の中に各タイトルの長期運営体制を挙げている。特に4Qは『SINoALICE(シノアリス)』、『戦姫絶唱シンフォギアXD』、『アナザーエデン』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~メモリア・フレーゼ~』(ダンメモ)といったタイトルが4Qに周年イベントを行っている。今年の各周年イベントは、昨年の振り返りからブラッシュアップを行い、効果の高いプロモーションを行うことで、高い山を作ることができたという。
ただその一方で2019年3Qから4Qのコイン消費はほぼ横ばいとなっているが、大矢氏によると、2018年4Qに『NEWSに恋して*』や『ダンメモ』の海外配信などを行っている差があるとのこと。
*編集部注:同タイトルのリリースは3月27日で、実質的な意味で4Qと解釈している。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632