Live2Dは、 2Dイラストに立体的なアニメーションを加えるソフトウェアの最新版「Live2D Cubism 4（ライブツーディー・キュビズム・フォー）」を本日9月4日にリリースした。 制作用ツール「Live2D Cubism 4 Editor」は、製品ページからダウンロードすることができ、 フル機能の「PRO版」を42日間試せるほか、 完全無料の「FREE版」も利用できる。
Cubism 4 Editorに加え、Cubism 4のファイルをゲーム開発で利用するための「Cubism 4 SDK」、 Cubism 4のファイルをAdobe After Effects上で扱える「Cubism 4 AE Plugin」も本日よりダウンロード可能となった。
Cubism 4 の新機能
Cubism 4 Editor には、 映像用途向けの機能として、タイムラインでモデルを直接編集できる『フォームアニメーション』をはじめ、 『オニオンスキン』『コマ打ち』『連番画像トラック』など、 手描きアニメのような表現を実現するための新機能を搭載している。さらにEditor内で線を生みだす『アートパス』機能により、 イラストの線の質感をより活かした表現ができるようになる。
Cubism 4 SDKでは、 新機能『拡張補間』に対応する。キーフォーム間を直線だけではなく曲線でも補間できるようになり、 揺れ物などを表現する際にテクスチャが縮むことなく自然な動きを表現を実現。また、 クリッピングマスクを使った『マスクの反転』にも対応するので、 "くり抜く"表現もリアルタイムで描画することができるようになる。
なお、 Cubism 4 SDKは、 Unity、 Web、 AndroidやiOSなどのプラットフォームに対応し、 スマートフォンアプリからコンシューマゲーム機まで、 様々なゲーム開発での利用をサポートする。
42日間のPRO版無料トライアル。 旧製品でトライアル済みでも利用OK！
数多くの新機能が搭載されたCubism 4 Editorは、 これから新しくLive2D Cubismを始めるユーザーでも簡単かつ効率的にモデリングが行える。Cubism 4 Editorでは、 42日間のPRO版無料トライアルがあるため、 ダウンロードしてすぐに全ての機能を無料で試すことができる。トライアル利用後は完全無料のFREE版に自動的に切り替わる。過去に旧製品のCubism 3 Editor でトライアルを利用されたユーザーも、 改めてトライアルを試すことができる。
サブスクリプションユーザーはそのままアップグレード可能
既にLive2D Cubism PROのサブスクリプションプランを契約中の場合、保有するライセンスキーでそのまま最新版のCubism 4 Editor PROが利用できる。もちろん、 AEプラグインや前バージョンのCubism 3 Editor PROも引き続き使用できる。 同様に、本日以降サブスクリプションプランを契約したユーザーも両バージョンが利用できる。
※ 手持ちのライセンスキーで利用できる範囲は以下を確認してほしい。
https://help.live2d.com/license/license_17/
リリース記念キャンペーン情報
本日よりLive2D Cubism 4のリリースを記念した各種キャンペーンを開催する。 キャンペーンは「年間プラン 一括払いのPRO版ライセンスが40%割引」をはじめとして、様々な内容を用意したという。Live2D初心者から熟練者まで幅広く参加できるようになっているそうだ。
https://www.live2d.jp/Cubism4campaign/
