【イベント】「RAGE Shadowverse 2019 Autumn GRAND FINAL」が秋葉原UDXにて9月22日に開催 『スクフェス』とのコラボや新鮮な会場で大盛況
CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日、Cygamesが、合同で共催する、Cygamesの本格スマホeスポーツ『Shadowverse(シャドウバース)』のイベント「RAGE Shadowverse 2019 Autumn GRAND FINAL」が、秋葉原UDXにて開催された。
今回の大会で優勝をかけて競い合うのは7月に開催された約6000人の中を勝ちぬいた8人。その中には「RAGE Shadowverse」史上初となる女性ファイナリストのぼんち/APG選手も含まれる。今回のGRAND FINALは、女性プレイヤーの進出、開催地が秋葉原に変更、『ラブライブ!』とのコラボなど、これまで以上に注目度の高い開催となった。
本稿では、その会場全体の模様をレポートしていく。GRAND FINALの詳しい試合内容は別記事にてお伝えする。
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■これまでとは一味違うアキバ・スクエアでの開催
イベントが行われたのは、秋葉原UDXのアキバ・スクエア。屋内スペースであるものの、今回の「RAGE Shadowverse 2019 Autumn GRAND FINAL」では入口のガラス扉を取り払い、野外ステージのような形で運用された。
近頃のGRAND FINALは、幕張メッセで開催されるRAGEの中のいちブースという形で、完全な室内で開催されていたため、単独+半屋外ステージという今回の形式は新しい試みとなる。まずは、メインステージ以外のブースを紹介していく。
●プロ選手交流会
新たに立ち上がった「福岡ソフトバンクホークス」を含む、8チームのプロと対戦交流会が実施。応援しているプロ、話してみたいプロと交流できるチャンスということで、多くのファンが押し寄せた。
●Shadowverseコラボ星取りバトル
今回の星取りバトルは『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』とコラボ開催。景品には、コラボイラストのBIGタオルやリュック、コラボリアルプロモーションカードなど『Shadowverse』『スクフェス』ファン両方に嬉しい景品が用意されていた。
●『ラブライブ!』コラボスタンプラリー
「RAGE Shadowverse 2019 Autumn GRAND FINAL」は「スクフェス感謝祭2019」と連動した限定スタンプラリーのポイントとなっている。会場にてスタンプを押すとコラボリアルプロモーションカードがもらえる。
●GGガチャ
RAGE公式Twitterをフォローする(している)と、ガチャに挑戦可能。ガチャからは、リアルプロモーションカードをはじめ、限定バッジ、Tシャツ、キャップなどが排出される。
●出前館
今回協賛企業となっている出前館の出張所が会場内に登場。ここで加盟店のメニューを注文すると、会場内までその商品の出前が届くという仕組みだ。試合をひとつも見逃したくない人には嬉しいサービスだ。
●グッズ販売
イベント限定のグッズを販売する物販スペースも。イベントでしか購入できない『Shadowverse』の公式サプライも充実しており、人気フォロワーの描かれたラバーマットを購入する人の姿が多くみられた。
■「RAGE Shadowverse Pro League」の「福岡ソフトバンクホークス」お披露目と対戦組み合わせ抽選会が実施
GRAND FINALのインターバルでは、同じくRAGEが運営する「RAGE Shadowverse Pro League 19-20 セカンドシーズン」の対戦組み合わせ抽選会が行われた。セカンドシーズンは第14節までスケジュールが組まれている。
来シーズンからは、新たなチームとして「福岡ソフトバンクホークス」が参戦。これによりチーム総数は合計8チームとなり、プロリーグ開設時の倍のチーム数まで数を増やした。
まずは、新たに参戦する「福岡ソフトバンクホークス」のメンバー4人が登壇。4人が集合して舞台に立つのはこれが初ということで、ユニフォーム姿のお披露目を行い、それぞれが自己紹介とプロリーグへの意気込みを語った。
その後、全8チームのリーダーが集合し、対戦相手を決める組み合わせ抽選会を実施。抽選に使う英数字ごとに既に対戦表が最終章まで組まれているため、この抽選結果によりセカンドシーズン全ての対戦組み合わせが決定する。第1節の対戦組み合わせは以下の通り。セカンドシーズンは、10月20日(日)より開幕となる。
「横浜 F・マリノス」 VS 「名古屋 OJA ベビースター」
「au デトネーション」 VS 「福岡ソフトバンクホークス」
「レバンガ☆SAPPORO」 VS 「G×G」
「AXIZ」 VS「よしもと Libalent」
いち来場者としては「この形式は観戦のしやすさ、楽しさという面では今までで最も優れているのでは」という印象だ。大人数で試合を見て楽しむというのもeスポーツの醍醐味の1つ。『ラブライブ!』のグッズを求めてきた人、偶然通りかかった人などなど……目的は違えど、より多くの人が同じ試合を観戦するとなれば、その一体感はどんどん大きくなる。その結果、元から応援目的で駆けつけたファンも、その一体感の心地よさ、周りの熱気に影響され、より試合を楽しむことができたのではないかと思う。
出入りしやすい解放感や、偶然通りかかった人が野次馬のように観戦できたりと、「RAGE Shadowverse 2019 Autumn GRAND FINAL」は、『Shadowverse』の競技シーンの周知貢献、イベント盛り上がり具合としては大成功と言えるだろう。
次回の「RAGE 2019 Winter GRAND FINAL」は、再び幕張メッセでの開催となるようだ。今回のUDXでの開催が好印象だったために、この良い部分をどうやって次回に活用してくれるのかも気になるところだ。
(取材・文 ライター:セスタス原川)
会社情報
- 会社名
- テレビ朝日
会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月