ケイブ<3760>は、昨日(10月10日)開示した第1四半期(6~8月)の決算説明会資料で、他社パブリッシングゲームの受託開発ビジネスを開始したことを明らかにした。開発しているタイトルやパブリッシャーについては、開示が可能になった段階であらためて発表する、としている。
同社によると、スマートフォンゲームの開発費が高騰し、新規開発のリスクが高くなってきたことを受けて、他社からリリース予定のゲームについて受託開発を行うことにしたという。
ここ最近でも、同社は、『三極ジャスティス』や『ロード・オブ・ダンジョン』をリリースしたものの振るわず、『けもみみメロメロれしぴ ~愛の汗だくレストラン~』も事実上の開発中止となるなど多額の損失を計上してきた。
今回、受託開発を行うことで、安定した収益を確保する狙いがあるものとみられる。ただ、自社開発・パブリッシングから撤退するわけではなく、岡本吉起氏プロデュースの新作スマホゲームの開発も進めているとのこと。2020年12月リリース予定だ。
スマホゲーム業界では、開発・運営費の高騰を背景としたリスクの高まりを背景に、モバイルゲーム会社も自社で開発・運営する、といった従来の方式から多様化が進んでいる。ケイブと同様、受託開発に注力するケースや、版権元などと共同で出資して製作委員会方式を組成し、新作の開発・運営に乗り出すケース、そして、マイネットなどと同様、ゲーム運営事業への参入といった動きが増えている。
同社によると、スマートフォンゲームの開発費が高騰し、新規開発のリスクが高くなってきたことを受けて、他社からリリース予定のゲームについて受託開発を行うことにしたという。
ここ最近でも、同社は、『三極ジャスティス』や『ロード・オブ・ダンジョン』をリリースしたものの振るわず、『けもみみメロメロれしぴ ~愛の汗だくレストラン~』も事実上の開発中止となるなど多額の損失を計上してきた。
今回、受託開発を行うことで、安定した収益を確保する狙いがあるものとみられる。ただ、自社開発・パブリッシングから撤退するわけではなく、岡本吉起氏プロデュースの新作スマホゲームの開発も進めているとのこと。2020年12月リリース予定だ。
スマホゲーム業界では、開発・運営費の高騰を背景としたリスクの高まりを背景に、モバイルゲーム会社も自社で開発・運営する、といった従来の方式から多様化が進んでいる。ケイブと同様、受託開発に注力するケースや、版権元などと共同で出資して製作委員会方式を組成し、新作の開発・運営に乗り出すケース、そして、マイネットなどと同様、ゲーム運営事業への参入といった動きが増えている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760