サイバーエージェント<4751>が1月27日に発表した第1四半期(10-12月期)の連結業績は、売上高287億7000万円(前年同期比34.3%増)、経常利益34億9100万円(同63.9%増)、当期純利益14億7000万円(同14.5%増)だった。
同社では、Ameba関連事業とメディア事業、インターネット広告事業の業績が好調に推移したようだ。
Ameba事業では、アメーバピグなどの課金、広告収入が拡大し、売上高が前年同期比94.4%増の41億9700万円、営業利益が同183.8%増の11億2500万円だった。Amebaの2010年12月のPVは、前年同月比61%増の194.9億PVとなった。
またメディア事業では、ソーシャルゲーム事業が順調に拡大し、売上高が前年同期比18.0%増の94億7400万円、営業利益が同136.6%増の9億8000万円となった。
インターネット広告代理事業では、インターネット広告市場の回復を受けて、売上高が前年同期比41.8%増の153億5100万円、営業利益が同167.7%増の9億7900万円だった。
ただ、FX事業はレバレッジ規制の影響により減収減益となり、投資育成事業も赤字だった。
なお、9月通期は、売上高1100億円(前期比13.8%増)、経常利益108億円(同17.1%増)、当期純利益60億円(同9.2%増)を見込む。業績予想は変更なし。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751