【株式】モバイルファクトリーが下げ幅拡大 大幅増益決算&上方修正、新作開発発表も

10月18日の東京株式市場では、モバイルファクトリー<3912>が後場に入って下げ幅を拡大した。この日は2019年12月期の業績予想を上方修正したものの、前日に先回り買いが入っていたこともあって利食い売りに押されている。

同社は、この日、2019年12月期の業績予想について、売上高は従来予想31億3700万円から31億6900万円(増減率1.0%増)、営業利益は同9億円から10億7000万円(同18.9%増)にそれぞれ引き上げた。

位置情報連動型ゲームの『ステーションメモリーズ!』(駅メモ!)を中心に売上高が堅調に推移する見込みであることに加え、戦略的に広告宣伝費を大幅に圧縮したことで各利益項目が予想を大きく上回ったため、と説明している。

同時に発表した第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高23億9800万円(前年同期比12.3%増)、営業利益8億1800万円(同40.1%増)と大幅増益を達成した。


【関連記事】
モバファク、19年12月期の通期予想を上方修正…戦略的な広告宣伝費圧縮で利益が大きく上ブレ 2020年中のリリースを目指した新作を開発中
モバイルファクトリー、3Q期間はQonQでは減収減益に…6月の『駅メモ!』周年施策の反動が影響 広告宣伝比率は前四半期の8.8%から2.5%に圧縮
モバイルファクトリー、2020年リリース予定の新作位置ゲームを開発中とアナウンス
 
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
企業データを見る