ソニー<6758>は、本日(10月30日)、第2四半期(4~9月)決算を発表し、「プレイステーション4」(PS4)などゲーム関連事業を展開するゲーム&ネットワークサービス分野の第2四半期期間(7~9月)が減収減益となったことを明らかにした。なお、売上高は前年同期比17.4%減の4544億円、営業利益が同28.3%減の650億円と2ケタ超の減収減益となっている。「プレイステーション プラス」(PS Plus)の増収はあったものの、「PS4」のハードウェア、ゲームソフトウェアともに減収になったとのこと。また、為替差損も影響している。
なお、2020年3月期通期のゲーム&ネットワークサービス分野の売上高、営業利益の予想も下方修正されており、売上高は従来予想の2兆2000億円から2兆円、営業利益は同2800億円から2400億円に修正された。「PS4」のハードウェア販売台数の下方修正を実施したほか、自社制作タイトルの発売日変更の影響を含むゲームソフトウェア売上の下方修正も行ったという。

なお、同事業の売上高と営業利益の四半期推移は以下のとおり。営業利益については減益となっているが、6四半期連続で600億円を超えたことになる。


会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758