【速報3】サイバーエージェント、20年9月期のレンジ予想の理由はゲームと広告が読めないため 前期の反省から「下方修正を行う必要のない範囲のレンジに」
サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長(写真)は、この日(10月30日)開催した2019年9月期のアナリスト向け決算説明会で、2020年9月期の業績予想で初めて利益をレンジ表示とした理由について、広告事業とゲーム事業の利益が読みづらい点をあげた。前期に下方修正を行った経緯もあり、下方修正を出さなくても済む範囲の予想レンジにしたという。
同社では、2020年9月期の業績は、売上高4650億円(前期比2.5%増)、営業利益280~320億円(同9.2%減~3.8%増)、経常利益280~320億円(同8.2%減~4.9%増)、最終利益80~100億円(同372.1~490.1%増)を計画していると発表した。
ゲームについては既存タイトルの成績のみで算定し、新作の売上を見込んでいない。また、広告事業については、広告主が景況感に対して警戒心を抱いているそうだ。3月期末にかけて広告需要が回復する可能性があるものの、現時点では予測できないとし、警戒して弱含みの予想を作ったとのことだった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751