CRI・ミドルウェア、19年9月期は売上高8%増、営業益8%減で着地 「CRIWARE」は家庭用ゲーム向けなどが伸び悩むもスマホ向けや海外向けが堅調
CRI・ミドルウェア<3698>は、11月7日、2019年9月期の連結決算を発表、売上高17億8400万円(前々期比8.7%増)、営業利益3億6800万円(同8.2%減)、経常利益3億7100万円(同10.2%減)、最終利益2億5900万円(同8.8%減)となった。
主力のゲーム分野は、ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上が家庭用ゲーム機向けや大手顧客向けで伸びなかったものの、スマホ向けや中国市場を中心とした海外向けが堅調に推移したことなどにより、前期比増収となった。組込み分野は、遊技機向けや家電・IoT等向けが想定どおり受注できなかったことに加え、カラオケ向けの前期特需の反動減などにより、前期比減収となった。医療・ヘルスケア分野は、クリニック向け大型開発案件が予定どおり完了できなかったものの、上期納入分だけで前期比増収となった。
新規分野は、動画向けソリューション「CRI DietCoder(シーアールアイダイエットコーダー)」が伸び悩んだものの、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO(ライブアクトプロ)」が採用顧客数を着実に積み上げたことなどにより、前期比増収となった。2018年5月に完全子会社化したウェブテクノロジは、連結業績に通期で寄与し、前期比増収となった。
なお、2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高24億500万円(前期比18.2%増)、営業利益4億5500万円(同23.4%増)、経常利益4億5500万円(同22.4%増)、最終利益3億1500万円(同21.7%増)の見込み。
主力のゲーム分野は、ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」のライセンス売上が家庭用ゲーム機向けや大手顧客向けで伸びなかったものの、スマホ向けや中国市場を中心とした海外向けが堅調に推移したことなどにより、前期比増収となった。組込み分野は、遊技機向けや家電・IoT等向けが想定どおり受注できなかったことに加え、カラオケ向けの前期特需の反動減などにより、前期比減収となった。医療・ヘルスケア分野は、クリニック向け大型開発案件が予定どおり完了できなかったものの、上期納入分だけで前期比増収となった。
新規分野は、動画向けソリューション「CRI DietCoder(シーアールアイダイエットコーダー)」が伸び悩んだものの、WEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO(ライブアクトプロ)」が採用顧客数を着実に積み上げたことなどにより、前期比増収となった。2018年5月に完全子会社化したウェブテクノロジは、連結業績に通期で寄与し、前期比増収となった。
なお、2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高24億500万円(前期比18.2%増)、営業利益4億5500万円(同23.4%増)、経常利益4億5500万円(同22.4%増)、最終利益3億1500万円(同21.7%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698