ネクソン<3659>は、今年で16年目を迎えた『メイプルストーリー』の第3四半期の売上収益について引き続き好調で、PCとモバイルともに過去最高の売上になったと明かした。
PCについては一定為替レートで過去最高だった前年同期を8%上回ったという。前年同期は15周年の大型アップデートを行い、売上収益が129%成長したが、さらに成長したとのこと。
夏のコンテンツアップデートや韓国のお盆休みに合わせたイベント、アイテム販売が好調だったほか、ライブ運用で自社開発したAI技術を取り入れた効果も徐々に出ているとした。
また、モバイル版については主要地域で成長したという。とりわけ韓国では前年同期で51%成長し、過去最高を記録した。7四半期連続で2ケタ以上の成長を遂げたという。
同社では、
・一度売上が落ちたとしてもライブ運用によって再度成長させ、最高売上を達成できること
・モバイルでもマルチプレイヤーゲームは深い体験を提供し、PCと同様、息の長い成長が実現できること
を示すことができるし、今後、リリース予定のモバイル版『アラド戦記』でも実現していきたい、と意気込みを示した。
なお、『2Dアラド戦記モバイル』は、中国で第2回めのクローズドβテストを行う準備をしており、2020年上半期中にリリースする予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659