アドウェイズ、4~12月は最終1.4億円の赤字転落 中国系大型アプリの広告出稿が減少 投資有価証券評価損や税負担が重しに

アドウェイズ<2489>は、2月4日、第3四半期累計(19年4~12月)の連結を発表し、売上高が前年同期比16.5%減の271億4900万円、営業損益が100万円の赤字(前年同期6億8700万円)、最終損益が1億4400万円の赤字(同3億9200万円の黒字)となり、減収・赤字転落となった。
 


同社では、米国系の大型の広告案件の受注があったものの、前年同期に計上した海外系の大型ゲームアプリの広告出稿が下減少したほか、ECクライアントの出稿も減ったという。また、子会社NINT TECHNOLOGYがMBOで連結決算から外れたことも響いたとのこと。

また、営業外収益として持分法投資利益を計上したことで、経常利益の黒字を確保した。しかし、投資有価証券売却益が減る一方、投資有価証券評価損と一時差異の解消に伴う繰延税金資産の減少で法人税等調整額を計上したことで最終損益は赤字となった。

2020年3月通期は、売上高380億円(前期比9.2%減)、営業利益2億円(同72.3%減)、経常利益2億3000万円(同74.5%減)、最終利益3000万円(同95.9%減)を見込む。

 
株式会社アドウェイズ
http://www.adways.net/

会社情報

会社名
株式会社アドウェイズ
設立
2001年2月
代表者
代表取締役社長 山田 翔
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2489
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