DMM.comは、アルゴリズム開発・ライセンス事業を手掛けるAlgoAgeの発行済み株式の51％を1月20日付で取得し、子会社化したことを発表した。
AlgoAgeは、深層学習を中心とした人工知能技術（画像認識、生成、言語処理など）を活用したソリューション提供を行っている。主に、各企業の個別課題へのソリューション設計・提供を行うアルゴリズム開発事業と、汎用性の高い課題をターゲットにし自社開発の機械学習ソリューションを提供するMLaaS事業を展開している。
DMMとAlgoAgeの資本業務提携は、DMMの事業におけるデータ分析・機械学習活用の強化だけでなく、AlgoAgeのアルゴリズム開発事業の拡大とMLaaS事業の強化を狙いとしている。また今後、より社内のテクノロジー領域の人材を強化していくための“アクハイアリング”としての位置付けも踏まえ、AlgoAgeのメンバーとDMMのエンジニア陣の連携強化を目指していく。
なお、子会社化後もAlgoAgeの創業者の1人である安田洋介氏が同社の代表取締役として経営を担うことになる。
※MLaaS：Machine Learning as a Service（マシーン・ラーニング・アズ・ア・サービス）
※写真は左から、DMM.com CTO松本勇気氏 / AlgoAge CEO・共同創業者：安田洋介氏 / AlgoAge CTO・共同創業者：大野峻典氏
