DeNA、ゲーム事業の3Qコイン消費は堅調 守安社長「『スラムダンク』は中国で計画通り。『マリオカート』もフル寄与」 周年増える4Qはさらに積み上げ
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の守安社長は、本日(2月5日)開催の第3四半期(3Q)の決算説明会で、ゲーム事業は売上収益が前年同期比4%減の190億円、営業利益が同36%減の20億円と苦戦したものの、コイン消費については前年同期比6.5%増の421億と拡大したことを明らかにした。「3Qはコイン消費が堅調に推移した。『マリオカートツアー』がグローバルでフルに寄与したこと、12月に中国で配信を開始した『スラムダンク』が計画通りに立ち上がった」とゲーム事業の海外での成果を強調した。
続く第4四半期のゲーム事業では、これらに加えて、『ファイアーエムブレムヒーローズ』をはじめ、『逆転オセロニア』『キン肉マン マッスルショット』など"周年"を迎えるタイトルが複数ある。周年イベント・キャンペーンでは大きく売上を伸ばす傾向にあるため、次の四半期もいっそうのコイン消費の積み上げが期待される。さらに年末年始のマーケティング費用などで増加した販促費が減少するため、利益面においても第2四半期程度を見込んでいるという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432