マイネット<3928>は、2019年12月期の決算説明資料で、2019年12月が単月で営業黒字になったことを明らかにした。gloopsの「大戦乱!!三国志バトル」と「SKYLOCK(スカイロック)」の2タイトルが新たに寄与したことに加えて、構造改革を実施し、固定費を削減したことが奏功した。固定費については、2019年8月との比較で24%減の5億8300万円まで減らした。内訳は人件費が30%減の2億6000万円、その他コストが18%減の3億2300万円だった。また新しい管理手法による運営改善も貢献したという。固定費については、この1月もさらに減らしており、営業黒字は拡大する見通しだ。
同社は業績悪化を受けて、昨年11月、構造改革の一環として、赤字となった4タイトルを年内にエンディングとするとともに、大規模な人員削減を行うことを明らかにしていた。2019年8月から2020年1月にかけて従業員数を230名減らしており、従業員数の適正化は完了したとのこと。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928