DLE、20年3月期通期予想が昨年12月に続き再び下方修正に 仕掛品評価損1.2億円が発生 新型コロナウイルスによるプロモ延期の影響も

ディー・エル・イー<3686>は、3月25日、2020年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表、売上高は前回予想6億7900万円から6億円(増減率11.6%減)となり、営業損益は同3億6600万円の赤字から4億3400万円の赤字、経常損益は同3億6600万円の赤字から4億3400万円の赤字、最終損益は同3億6400万円の赤字から4億3000万円の赤字といずれも昨年12月発表の修正予想からさらに下ブレする見通しとなった。

修正の理由は、IPクリエイション領域において、仕掛品評価損1億2700万円が発生したことや、作品の一部が公開の延期に伴い納品が翌期にずれ込んだこと。また、ソーシャルコミュニケーション領域において、新型コロナウイルス感染症の影響により、クライアントのプロモーション施策が中止・縮小・延期となったことも影響した。

一方で、ゲーム関連では、同社が関係先と共同開発し、2020年1月に配信を開始した新作ゲームの利用者数および課金収入が想定を上回っており、900万円の増収要因になったとしている。
 
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
http://www.dle.jp/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
設立
2001年12月
代表者
代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
決算期
3月
直近業績
売上高17億500万円、営業損益5億5900万円の赤字、経常損益5億9000万円の赤字、最終損益5億2000万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3686
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