トーセ<4728>は、この日(4月9日)、2月中間期の連結決算を発表し、営業利益が1億1200万円と前年同期の400万円の赤字から黒字転換に成功した。一部のプロジェクトにおいて開発規模の増大に対して原価の抑制が図れたことやグループが開発・運営を担当しているスマホアプリ『うたわれるものロストフラグ』のロイヤリティ売上が好調に推移したことが主な要因だ。
売上高は、前年同期比21.9%増の21億8200万円だった。スマホゲームの開発売上が好調に推移したことや、その他事業でSI事業が引き続き顧客ロイヤリティの向上に努めたことにより、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調に推移した。開発完了タイトル数は、家庭用ゲームのマルチプラットフォーム向け1タイトル、スマートフォン向け2タイトルだった。
営業利益が黒字転換したことで、経常利益は、同5.4倍の1億3800万円、最終利益は同73.6の7400万円と大幅な増益となった。
①デジタルエンタテインメント事業
売上高は17億8500万円(同9.5%増)、営業利益8000万円(同199.3%増)となった。ゲームソフト関連の売上は、大型の運営業務が終了したことに伴い、前年同期に比べて運営売上が減少したことなどが影響した結果、4億4500万円(同25.7%減)となった。モバイルコンテンツ関連の売上は、スマートフォン向けの開発売上やロイヤリティ売上が好調に推移した結果、12億4200万円(同25.8%増)となった。パチンコ・パチスロ関連の売上は、パチンコの開発売上が好調に推移した結果、9800万円(同123.8%増)となった。
②その他事業
売上高は3億9600万円(同148.2%増)、営業利益3200万円(前年同期は3100万円の赤字)となった。SI事業において引き続き顧客ロイヤリティの向上に努めた結果、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調に推移した。
■2020年8月通期の見通し
続く2020年8月通期は、売上高51億5200万円(前期比3.7%減)、営業利益2億2600万円(同37.7%減)、経常利益2億5800万円(同36.1%減)、最終利益1億4200万円(同42.9%減)を見込む。従来予想からは変更はない。
売上高は、前年同期比21.9%増の21億8200万円だった。スマホゲームの開発売上が好調に推移したことや、その他事業でSI事業が引き続き顧客ロイヤリティの向上に努めたことにより、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調に推移した。開発完了タイトル数は、家庭用ゲームのマルチプラットフォーム向け1タイトル、スマートフォン向け2タイトルだった。
営業利益が黒字転換したことで、経常利益は、同5.4倍の1億3800万円、最終利益は同73.6の7400万円と大幅な増益となった。
①デジタルエンタテインメント事業
売上高は17億8500万円(同9.5%増)、営業利益8000万円(同199.3%増)となった。ゲームソフト関連の売上は、大型の運営業務が終了したことに伴い、前年同期に比べて運営売上が減少したことなどが影響した結果、4億4500万円(同25.7%減)となった。モバイルコンテンツ関連の売上は、スマートフォン向けの開発売上やロイヤリティ売上が好調に推移した結果、12億4200万円(同25.8%増)となった。パチンコ・パチスロ関連の売上は、パチンコの開発売上が好調に推移した結果、9800万円(同123.8%増)となった。
②その他事業
売上高は3億9600万円(同148.2%増)、営業利益3200万円(前年同期は3100万円の赤字)となった。SI事業において引き続き顧客ロイヤリティの向上に努めた結果、前期に開発した案件の継続案件の受注が好調に推移した。
■2020年8月通期の見通し
続く2020年8月通期は、売上高51億5200万円(前期比3.7%減)、営業利益2億2600万円(同37.7%減)、経常利益2億5800万円(同36.1%減)、最終利益1億4200万円(同42.9%減)を見込む。従来予想からは変更はない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高56億6200万円、営業利益4億6900万円、経常利益5億500万円、最終利益3億1000万円(2022年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728