ソネットエンタテイメント<3789>が1月28日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高660億5200万円(前年同期比22.0%増)、経常利益64億0100万円(同39.3%増)、四半期純利益27億8800万円(同48.8%増)だった。
同社では、ネットワーク事業で、ブロードバンド会員の獲得が好調に推移したことや、USENからのインターネットサービスプロバイダー事業を譲り受けたことによる課金収入の増加に加え、子会社エムスリーの売上が伸びたことなどが主な要因としている。ただし、オンラインゲームについては計画未達で、前年の水準を下回った模様。
■3月通期予想を上方修正
同時に、3月通期の業績予想を上方修正し、売上高890億円(前回予想900億円、前期比17.6%増)、経常利益78億円(同68億円、同25.2%増)、当期純利益37億円(同35億円、同16.0%増)とした。
同社では、オンラインゲームの売上が当初予想を下回ったものの、接続サービスでの会員獲得コストが下がったことから、各段階の利益が計画を上回る見込みになった、としている。
また、配当予想についても、従来の1株当たり1500円から1800円に引き上げた。
会社情報
- 会社名
- ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
- 設立
- 1995年11月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 渡辺 潤
- 決算期
- 3月