LINE、1Q(1~3月)は売上高6%増、43億円の営業赤字を計上 ディスプレイ広告の売上が増加

LINE<3938>は、4月28日、2020年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算(IFRS)を発表、売上収益589億円(前年同期比6.6%増)、営業損益43億円の赤字(前年同期78億円の赤字)、最終損益82億円の赤字(同103億円の赤字)となった。
 

同社は、コア事業で稼得した資源を戦略事業に再配分するという戦略のもと事業を進めている。コア事業については広告のディスプレイ広告の売上増加が目立ったほか、コンテンツの売上も伸長した。コンテンツについては、「LINEマンガ」や「LINE MUSIC」といった非ゲーム系のコンテンツが引き続き成長したものと思われる。

一方、戦略事業のセグメント赤字は、前年比でほぼ横ばいとなっている。

なお、2020年12月期は非開示。モバイルアプリケーション市場は国内外で急激に変化しているために不確実性が存在しており、グループの業績も大きな影響を受ける状況にあり、精緻な業績予想を策定することは困難であるほか、ニューヨーク証券取引所にも上場しており、米国の証券規制上のリスクも勘案し、現時点において業績予想の公表は行わないとしている。
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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