ファンコミ、第1四半期は営業益9.6%減 「nend」など運用型広告サービスが低調 「seedApp」収益改善進む
ファンコミュニケーションズ<2461>は、2020年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表し、売上高77億8500万円(前年同期比10.8%減)、営業利益8億7100万円(同9.6%減)、経常利益8億6900万円(同10.1%減)、最終利益5億8500万円(同6.8%減)と減収減益だった。
同社では、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」の事業拡大と利益率改善などが行われたものの、「nend」など運用型広告サービスの低迷が響いた、としている
事業セグメント別の状況は以下のとおり。
① CPAソリューション事業
主力サービスであるアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等を提供している。検索アルゴリズムの影響を受け減収となった一方、seedAppの事業拡大及び利益率が改善したことに伴い利益面においては増益となった。この結果、売上高は56億8500万円(同6.6%減)、セグメント利益は10億2900万円(同1.2%増)となった。
② ADコミュニケーション事業
主力サービスであるスマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等を提供している。静止画広告の減速を動画広告でカバーしきれず減収となった。この結果、売上高は19億2800万円(同21.1%減)、セグメント利益は1億1700万円(同54.1%減)となった。
③ その他
シーサーが運営する「Seesaaブログ」を代表とするメディア事業等を展開している。メディア事業の広告収入が減速し減収となった。その結果、売上高は1億7100万円(同9.6%減)、セグメント損益は2400万円の赤字(前年同期はセグメント損益3900万円の赤字)となった。
同社では、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」の事業拡大と利益率改善などが行われたものの、「nend」など運用型広告サービスの低迷が響いた、としている
事業セグメント別の状況は以下のとおり。
① CPAソリューション事業
主力サービスであるアフィリエイト広告サービス「A8.net」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」等を提供している。検索アルゴリズムの影響を受け減収となった一方、seedAppの事業拡大及び利益率が改善したことに伴い利益面においては増益となった。この結果、売上高は56億8500万円(同6.6%減)、セグメント利益は10億2900万円(同1.2%増)となった。
② ADコミュニケーション事業
主力サービスであるスマートフォン向け運用型広告サービス「nend」等を提供している。静止画広告の減速を動画広告でカバーしきれず減収となった。この結果、売上高は19億2800万円(同21.1%減)、セグメント利益は1億1700万円(同54.1%減)となった。
③ その他
シーサーが運営する「Seesaaブログ」を代表とするメディア事業等を展開している。メディア事業の広告収入が減速し減収となった。その結果、売上高は1億7100万円(同9.6%減)、セグメント損益は2400万円の赤字(前年同期はセグメント損益3900万円の赤字)となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461