gumi Cryptos、コンセンサスプロトコル「Theta」を運営するTheta Labsと日本市場参入のための戦略的パートナーシップ契約を締結

gumi<3903>の連結子会社gumi Cryptosは、コンセンサスプロトコル「Theta」を運営するTheta Labsと、日本市場参入のための戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。

gumiは、デジタルデータを活用しているモバイルコンテンツなどの領域との親和性が非常に高いブロックチェーン事業を業容拡大を図るうえでの重要基盤の一つと位置付けている。今般、5G、XR時代の到来に向けて、既存の動画配信における中央集権型CDN(Contents Delivery Network)の抱えるコスト面、配信速度面での課題を解決するために自律分散型のCDNの運営を行っているThetaに対し、ブロックチェーン業界へのプロモーションのほか、動画配信プラットホームやVRコンテンツなどとの連携を図ることで、日本進出の支援を行う。

また、gumi Cryptosは、すでにTheta Enterprise Validator Nodeを運営し、Samsung、Binance、Blockchain Ventures、Googleなどと並んでThetaのブロック生成とガバナンスに参加しており、Thetaの重要なステークホルダーとなっている。今回、日本のメディア企業にThetaの技術を紹介するための新たな事業開発契約を締結した。これに伴い、gumi Cryptosは、日本の暗号資産業界での経験を 活かしたアドバイスも行っていく。

■Theta CEO Mitch Liu氏コメント
5月末にはTheta Mainet 2.0がローンチされ、新たなグローバル市場への展開を開始する絶好のタイミングです。 2020年中に Theta が広く普及することを期待しており、日本への進出は海外展開における重要な位置づけになります。

■gumi Cryptos 代表取締役社長 國光宏尚氏コメント
Theta の初期のサポーターとして、Thetaのユースケースが日本にも拡大していくことを期待しています。日本はブロックチェーンの普及において世界を的にも先行しており、Thetaのような実用的なブロックチェーンプラットホームを普及させる市場としても最適です。

※中央集権型CDN…同一のコンテンツを多くのユーザーの端末に効率的に配布するために使われる仕組み。
※自律分散型CDN…中央集権型CDNでは国や地域ごとに配置するが、ユーザー各個人の端末が相互にCDNとなり、参加するインセンティブかつ、報酬としてトークンを付与することで、自律分散型になっている。
※Theta Enterprise Validator Node…ブロックチェーン上のトランザクションを検証し、ブロックを生成するサーバーの一つ。
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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