ギークス、三井住友と三菱UFJから最大15億円の融資枠 新型コロナ長期化リスクと事業展開に備えて資金を確保

ギークス<7060>は、6月19日、三井住友銀行と三菱UFJ銀行とコミットメントライン契約を締結したことを明らかにした。契約金額はそれぞれ5億円ずつとなる。契約期間は、三井住友銀行が5月29日から1年間、三菱UFJ銀行が6月19日から1年間となる。

コミットメントラインとは、銀行があらかじめ契約した期間・融資枠の範囲内で、ギークスからの請求に基づき、銀行が融資を実行することを約束(コミット)する契約となる。今回、両銀行から5億円ずつの融資枠を確保したことになる。

また、三井住友銀行とは別途、5億円の当座貸越契約も締結。こちらは5月29日から1年間となる。当座貸越とは、円普通預金の残高が不足した場合、同一口座の円定期預金を担保に不足額を自動的に借入れできるサービスとなる。

同社では、新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度長期化するリスクに備え、今後の事業展開における機動的かつ安定的な資金調達手段を確保するとともに、財務基盤のより一層の安定を図るため、と説明している。
ギークス株式会社
http://geechs.com/

会社情報

会社名
ギークス株式会社
設立
2007年8月
代表者
代表取締役CEO 曽根原 稔人
決算期
3月
直近業績
売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7060
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