20年上半期の国内家庭用ゲーム市場、24.8%増の1748億円 「あつまれ どうぶつの森」や巣ごもり需要でSwitch中心に拡大 ファミ通調べ



ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2020年上半期(19年12/30~20年6月28日)の国内家庭用ゲーム市場について、前年比で24.8%増の1748億円だったとの速報を発表した。内訳は、ハードが20.0%増の793億円、ソフトが同29.0%増の954億円だった。
 


「あつまれ どうぶつの森」の発売で Nintendo Switch が好調に推移し、上半期としては2012年以降で最大の市場規模となった。なお、両市場とも前年比プラスとなるのは、2006年上半期以来14年ぶりとなる。

上半期ソフトランキング1位は、「あつまれ どうぶつの森」で、500万本を販売した。Nintendo Switch 向けタイトル歴代最高の販売本数を更新し、10年ぶりにパッケージ版単独で累計500万本を達成。また、ファン待望の「ファイナルファンタジーⅦ リメイク」が93万本を記録し、2位にランクインした。
 


発売から4年を迎えた Nintendo Switchだが、新型コロナウイルス感染症の影響で生産が遅延したことから、2月以降は需要が供給を上回る状態が続いている。

こうしたなか、「あつまれ どうぶつの森」の登場や、巣ごもり需要の拡大、昨年9月に発売したNintendo Switch Liteの貢献により、2機種合計で前年同時期の約1.8倍となる266万台を販売。累計販売台数は、6月期に1400万台を突破した。
 


2020年下半期には、年末商戦に最新ハードのプレイステーション5と Xbox Series X が発売予定で、2020年後半のゲーム市場の新たな盛り上がりが期待される、としている。
株式会社KADOKAWA
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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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