サイバーステップ、20年5月期は売上高12%増、営業益3.5倍に 主力の「トレバ」は新型コロナ流行下でも好調 配送遅延・コスト増が課題に
サイバーステップ<3810>は、7月15日、2020年5月期の連結決算を発表、売上高129億9700万円(前々期比12.5%増)、営業利益6億3900万円(同3.5倍)、経常利益5億8900万円(同6.9倍)、最終利益5億2600万円(前年同期3億300万円の赤字)となった。
主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ」は、新型コロナウイルス感染症による売上への影響はなかったものの、感染拡大により経済活動が停滞したため国内外で獲得された景品の配送が遅延したことによる解消費用の発生がマイナス要因となった。
しかし、通期では事業運営基盤の強化に注力しつつ、システム面でのアップデートによる操作性の向上や、国内外に向けた効果的なプロモーション媒体の活用など、体制の強化や収益力の向上を目指した取り組みを継続してきたことにより、売上高・利益ともに好調に推移した
■今期予想は減収減益に 「トレバ」の配送コスト増を見込む
なお、2021年5月期通期の連結業績予想は、売上高115億円(前期比11.5%減)、営業利益5億円(同21.8%減)、経常利益4億円(同32.2%減)、最終利益3億円(同43.1%減)の見込み。
「オンラインクレーンゲーム・トレバ」は、遠隔でクレーンゲームを操作し、獲得した景品を自宅まで配送するというサービス体系により、経済活動の停滞による配送費用の増加が懸念される。
また、既存タイトルのうち不採算部門については早期にサービス体制の見直しを図ることで売上高は減少することを見込んでいる。新作は、開発部門の強化および配信予定時期の延長により、各段階利益への影響を保守的に勘案したとのこと。
主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ」は、新型コロナウイルス感染症による売上への影響はなかったものの、感染拡大により経済活動が停滞したため国内外で獲得された景品の配送が遅延したことによる解消費用の発生がマイナス要因となった。
しかし、通期では事業運営基盤の強化に注力しつつ、システム面でのアップデートによる操作性の向上や、国内外に向けた効果的なプロモーション媒体の活用など、体制の強化や収益力の向上を目指した取り組みを継続してきたことにより、売上高・利益ともに好調に推移した
■今期予想は減収減益に 「トレバ」の配送コスト増を見込む
なお、2021年5月期通期の連結業績予想は、売上高115億円(前期比11.5%減)、営業利益5億円(同21.8%減)、経常利益4億円(同32.2%減)、最終利益3億円(同43.1%減)の見込み。
「オンラインクレーンゲーム・トレバ」は、遠隔でクレーンゲームを操作し、獲得した景品を自宅まで配送するというサービス体系により、経済活動の停滞による配送費用の増加が懸念される。
また、既存タイトルのうち不採算部門については早期にサービス体制の見直しを図ることで売上高は減少することを見込んでいる。新作は、開発部門の強化および配信予定時期の延長により、各段階利益への影響を保守的に勘案したとのこと。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810